5月病

仕事が絶望的に辛いことばかりなので、休み明けの多忙さできっと腑抜けになってしまうのではないかと今からすでに怖い。
そんなわけで、長い連休も残すところあと1日。
あれもこれもとやりたいことを羅列してみたが、案外やれてしまうものでそれなりに充実感ある過ごし方ができたのかなと。


27日夜から28日の朝にかけてソラミズツキヒの面々と一緒に京都へ向かった。会社の人に嫌な顔されながら有休を突っ込んだのはここだけの話。
今回、自分のバンドの遠征以外で陸路で京都へ向かうのは初めての経験。
なんだか不思議な気分ではあったけど、メンバーとも仲良く慣れたしとても楽しい時間だった。
ちなみに彼らは上京してメンバーが新しくなってから初めての関西凱旋。
意気込みだったり、挨拶回りのスケジュール、新譜について真面目な話を車内で繰り広げつつ車を走らせた。

そして翌日29日はしおんぬ主催の「歳星フェス」に遊びに行ってきた。
ライブを見るためだけに遠征したのは実は久しぶりで、それこそ「歳星の煌めきvol.3」振りでは無いかなと思う。その日も京都GROWLYだったし、ソラミズの宮下が一緒だった。彼とは今後腐れ縁になる予感しかない。

フェス全体を通して、お客さんや出演者に対する細かい気遣いや配慮が当たり前のように散りばめられていて、満遍なく楽しめる工夫がされていた。これは並大抵のことでは無いと思う。

異なるジャンル同士の繋がり云々とか、色々なバンドを知るきっかけ作り云々とか謳うイベンターは多い。でもそれはイベント全体を通して気持ちよくライブを出来る環境か、お客さんが気持ちよくライブを観れるような作りになっているのか否かが大きく作用すると思っている。
演者の最高のライブを良い環境でお客さんに観せてあげること
まさにこれに尽きる。大トリのsusquatchを観ていて痛感した。
そりゃ皆いい顔するわな。俺も子供みたいに無邪気にはしゃいだ。

あとは5月1日の水槽のクジラ企画。これもまた忘れられない夜になった。
歳星vol.3以来のfuzzy apple store。初っ端にやってた「灰の街で」という曲が耳からずっと離れなくて、音源を買ってからもずっと聴いている。
いつか対バンできたら良いなと思ってる。叶うのは難しいかもしれないけど、言い続けるのは自由だ。言霊を信じようじゃないか。

そして、yeti let you noticeと主催の水槽のクジラが圧倒的なライブをして終演した。特に水槽のクジラは呆然とするくらいに凄いライブをしていた。バンドが一皮剥けてアップデートされていく過程を目の当たりにした気がする。これからも観続けて行きたいバンドです。知り合いとか抜きにして。


ちなみにライブ観に行くだけでは無く、自分のライブも2本ほどこなした。
4月30日のヨルニトケル企画と5月5日のJAM FES
どちらもそれなりにやれたかなと思うし、楽しむことができたなと思う。
ベルリンでの初ライブからちょうど1年経って、音源も出したし遠征もした。次はどんな目標を立てようか、目指していこうか。
自分自身の目指すところがどこなのか、もっと意識して努力していかなきゃいけない。常に自分は底辺だと思う癖を無くしていきたいものです。

他にも登録してから全然行けてなかったジムに足を運んでみたり、服を買いに行ったり、家族と鰻重食べに行ったりもしたし、かなり充実した休みだった。
明日は部屋の掃除をしたり、革靴を磨いたりしよう。時間ができたらピアノジャズが流れる素敵なカフェにコーヒーを飲みに行って、ライブを観にいこう。そうしよう。