成長の秘訣は「3つの観点」にあり

最近、うちの会社でも副業を持って、複数の仕事場を掛け持つスタッフが増えてきました。そして感じるのは、皆、一様に個性を伸ばしながら成長していることを感じるんですよね。

これって何でなんだろう?
そんな事を考察してみました。

最低3つの観点で、自分の座標が定まる

人が成長する上で欠かすことができないこと。それは「現状理解」だと思ってます。

例えば登りたい山があったとして。
今の自分がどの辺に立ってるのか?それがわからなければ、ルートファイティングができません。そうなると、どんな道具が必要になるのか?どんな力が求められそうかもわかりません。
そして今の自分がどの程度の力があるのか?クライミングが得意なのか、体力に自信があるのか、天候を読むのが得意なのか?その特性がわからなければ、どんなトレーニングや準備、仲間を集めたらいいかもわかりません。

己の強みとは?才能とは?
自分に合う職場やカルチャーってどんなの?
自分らしい仕事の進め方とは?
相性のあう仲間の性格とは?
etc…

何でも、1つの観点では本質は見えてこない。でも「3つの観点」を持つと、どこに軸となるポイントがあるのかが見えてきます。こんな感じ。このGのポイントこそが、軸となる部分になります。

軸が見えると、今を正しく評価できる

この軸こそが、自分の正しさのモノサシになります。アレはダメだな、とか。アレは好きだな、とか。良し悪しがちゃんとわかる。
失敗は当然あるでしょうが、このモノサシがあることで、仮説検証が進むので、どんどん自分の意思決定の質が改善してくわけです。

究極、人の成功ってのは、自分らしく生きて「幸せだなぁ」と感じれてる状態が持続できてることなので、これを続けていくことは一歩一歩自分の幸せに近づいていくのと同義です。そうなれば毎日が楽しくなる。楽しいから継続し続けていける。

そういう背景があるからこそ、副業を持つことは、結果的に観点を増やすので、人の成長(自分らしい生き方)に繋がっていくのだと思います。

めっちゃ応用が効きます

これは副業だけじゃない。
職種選びにも、営業先の価値観を知ることにも、社内で起きてる問題の本質を見極めることにも、どんな種類の肉が好きかを絞る上でも、ニュースの裏側にある本質を見抜くことにも、なーんにでも使えます。

そして「自分にとって正しい事」をちゃんと積み上げていくと、そこから応用が効いて、今度は未来が見えてきます。見通しや予測が立ってくる。まさにいい事づくめです。

会社に依存しないから主張できる

生きてくお金を稼げる手段が複数あれば、ある意味、誰に対しても迎合せず、適切な主張をする事ができます。それもまたとても良い。
経営者としても、心底会社を成長させたいと思ってるので、それに繋がる忌憚のない意見が聴けるというのは、耳が痛い話ほど嬉しいもんです。

他社のやり方からも学べる

副業すると、それぞれの会社の仕事の進め方の良し悪しも比較できるようになります。で、結果的に良いところ取りができるようにもなる。仕事の効率や質がどんどん上がっていきます。少ない労働時間でも、質の高いアウトプットが得られてくわけです。

副業解禁は会社を成長させる

という訳で、副業ってのは、観点を増やすことに繋がり、人の成長を結果的に促すと感じます。うちの会社のように、個々人の個性を活かして伸ばしていきたい企業なら尚更、良いと思ってます。

実際副業OKにするのは、経営者的には怖いものだと思いますが、副業OKにして、社員が皆辞めてしまうような会社なら、そもそも存続する価値はないんだとも思うし、副業OKとすることで、いい意味で職場環境がより良く、時代に最適化してく力学が働くように感じます。


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