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2021/02/07 Sun

渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されているロベール・ドアノーの写真展を見てきた。
ちょうど1年前はソール・ライターだったか。

ポートレートが多かったからか、身震いするような作品は多くなかったが、それでも確実にあった。図録を買わなかったのはトップ画の写真がフォトスポットになっていたからで、これが撮れなかったら買っていただろう。

パリ祭を撮り歩いて、残った最後の1枚で撮ったのがこの写真だと解説されていた。最後の1枚でこんな劇的なシーンを撮ったというドラマ性は覚えておきたかった。

そして今日はXF10-24mmの実戦投入も兼ねていた。
前回悔いを残したこの場所は概ね思い描いていたものが撮れたのでそこそこ満足している。欲を言えば歩道にもう少し人が多ければとか、明るい色の車がもっと多ければとか、電車が入線してくるタイミングでこれらが重なればとか、色々出てくるが。

屋内でもISO感度を上げなくて良いのはやはり強い。F11まで絞って、1/13秒でシャッターを切ってもブレない。

絞り値の選択肢が広いということは撮り方の自由度が増すことに繋がる。F22まで絞れるのもメリットの1つだろう。回折による画質劣化は避けられないが、光量不足でなければ現像でカバーできる可能性もある。

パースの効いた画が心地よい。F16までなら回折補正でカバーできそうだ。
普段はテレ端にしておけばスナップにも使えるし、シャッター速度か絞りをオートにしておけばビルの影に入っても意図通りの露出で撮れるだろう。

レンズの購入はこれでひと段落した。明日XF27mm F2.8R WRをまた見に行こうかと考えていたが、焦点距離が10-24mmと近くなるのでやめにした。
35mmから向上するのはシステム全体が小型化されるだけで操作感に満足できないこともあるが、換算50mmという焦点距離は使い方によって広角のようにも望遠のようにも撮れることの方が大きい。

もし35mmを買い換えることがあるとすれば、XF35mm F1.4Rのリニューアル時だろう。

明日やることがなくなってしまったが、久しぶりに地元でも歩き回ってみようか。もちろん空模様次第ではあるが。

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