2022/02/03 Thu
電車とバスを乗り継いだ方が安上がりだとは分かっていたがあえて車を予約した。大した距離ではなかったが移動時間はこちらの方が早いし、帰りのバスを気にする必要もない。
何よりいいリフレッシュになった。
残念なことにトコットがなくなっており、別の軽が配備されていた。元々は新型車だからという理由で借りたが、乗ってみると実に使いやすい。デザインもシンプルで車中泊を予定していても手狭なトコットを借りるくらいには気に入っていた。
家に駐車スペースがないのが本当に惜しい。
梅はまだ咲き始めたばかりで見頃には程遠かったが、ボケを作って撮るならこれくらいの方が良いと知れたのは収穫と言える。
八重咲きの品種だと花弁が分厚い上にシベの色が目立つため、綺麗なボケにならない。その点つぼみの状態なら単色で小振り、かつ球状なので良いボケができる。
GF120mmを選んで改めて正解だったと思ったのは最短撮影距離だ。正直まだ寄りたい場面はあったが、それでも概ね満足できる距離感で撮れた。GF110mmだと0.9mなので、エクステンションチューブかマクロリングを使わなければここまで寄れない。
これなら桜の時期にも十二分に活躍してくれるだろう。
手ぶれ補正の効きもよく、マクロ域でも終始手持ちだったが1/焦点距離以上のシャッタースピードにしていたこともあり、手ぶれはゼロだった。
とはいえジャスピンでないものは普通にあり、開放F4でもピント面の浅さを痛感させられた。順路のある場所で三脚を広げるのはあまり好きではないが、今日の人の少なさであれば持って行っても良かったように思う。
逆光耐性も非常に高く、フレアが出たのはこのシチュエーションのみ。かつ意図的に出そうとして角度を変えてみてもなかなか出せない。フードの有無では変わらなかったのでコーティングの性能も非常に高いと言える。
このカットに関してはもっと盛大に出てほしいくらいだったが、試行錯誤しても結局この1枚目以上にはならなかった。
GFレンズは35-70mmこそ価格とのバランスを取っていると言っていたが、逆に他のレンズは描写の方に振っているということだ。30万円したのだから当然そうであってほしいが、ここまで欠点という欠点が見当たらないと少し物足りなくも感じる。
欲張りなことを言っている自覚はあるし、優等生的な写りの方が汎用性は高いのも分かってはいる。
今年の桜はどこに撮りに行こうか。長瀞はパスして山梨に絞るのも良いし、昨年ライトアップで奇跡の1枚が撮れた川越でちゃんと撮りたいとも思う。
その頃にはピークアウトしているだろうか。そうであってほしいところだが、ついに自分の部署も危うくなってきてしまった。今は何事もないのを祈るのみ。
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