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2021/01/18 Mon

二度寝したら8時間弱寝ていた。予定より遅く起きることになったが、やることは変わらない。写真展と買い物だ。

回る予定なのは全て富士フイルムのギャラリーで、最初は六本木から。ここでは山岳写真と富士フイルムのカメラで撮影された展示が行われている。山岳写真はアマチュアのグループだったが、富士山が何点かあったので見ておいて良かった。湖に氷が張る今の時期に行きたくなる。

富士フイルムのカメラで撮影された写真はほぼほぼX-T4とGFX50Sが使われていた。やはり中判は立体感が凄まじい。大伸ばしにしなければわからないのかもしれないが、これで撮ってみたいと思わせる魔力がある。

噂によると1億画素センサーを搭載しつつGFX100より安価なモデルが出るらしい。それでも70万円くらいはするのだろうが、120万円と比べれば手が届く気がする。風景はそっちに任せてXシリーズはスナップと望遠、と割り切った構成にしてみたいものだ。

次に行ったのは銀座の富士フイルムギャラリー。Appleマップで調べたらクリエイトになっていて、なるほど、銀座のクリエイトってここにあったのねと一人頷く。

元々は六本木だけの予定だったが、今は何の展示だろうと調べてみて正解だった。水中写真は撮りたいと思いつつ未だ手をつけていない領域の一つ。会期は1月28日までなので、天気の良い日にもう一度行きたい。銀座界隈はあまり撮っていないので、スナップも楽しめるだろう。

もう一つの展示は大判フィルムカメラで撮影しているグループだった。1日で中判、大判と見てしまうとラージフォーマットに憧れてしまう。この展示も数点好きなものが見つかった。

これで後は買い物を済ませれば今日の予定は完了だったのだが、どう帰ろうかマップを開いたら東京駅が近いことに気づいた。丸の内の富士フイルムで開催されている展示はあまり興味が湧かなかったが、交通費をかけずに見に行けるなら話は別だ。

こうして今日3つ目のギャラリーへ足を運ぶことになった。展示自体はポートレートなので参考になるものは少なかったが、XF8-16mmを使った作品は面白かった。超広角はどうしても歪んでしまうので人を撮るには向かないという先入観があったのだが、その特性を活かしてどう撮るかという発想は自分になかった。

俺が撮るのは子どもで、そういう作品としての写真は求められていないということはわかっているが、知らない撮り方で作られた作品を見る機会はそう多くない。

一通り展示を見終えてからカウンターにいたスタッフの方と少し談笑、のはずがだいぶ話し込んでしまった。先日まで量販店にいたそうで、押しが強くない。量販店での価格を知っているからだろう。
丸の内で買うと無料補償が3年になるのは知らなかったので、純正レンズを生やすときはありかもしれない。

買い物の予定はなかったが、レンズやケースなどを色々試させてもらった中でこれは!と思ったのがレリーズボタン。存在は知っていても試す機会がなかったものの一つだ。

これを付けてシャッターを切ってから外してみると、あるかないかでフィーリングが大きく変わった。X-Pro3のシャッターは比較的押し込むタイプだが、ボタン自体はあまり大きくない。
ノールックで撮ってみてもシャッターを切った感覚がよりはっきりしたのでここで買うことにした。

デザイン的にはカラーだけでエンブレムはない方が良かったのだが、わざわざ量販店に行って買うかと考えると面倒くさくなることに加え、長々話をして何も買わないのも申しわけがないということもある。
予定外ではあったが3000円程度の出費でより使い心地が良くなるなら、これくらいは出費ですらないと正当化しておこう。

日が長くなったおかげで、ギャラリーを後にした時は撮り頃の時間帯になっていた。今年はサザンテラスのイルミネーションがないので全く撮っていなかったが、丸の内がやってくれていたのはだいぶありがたい。

綺麗な直線の道路は一方通行で、しかも交通量が多くない。歩道が広いため余計なものも少ないし、ビルはガラス張りが多いので角度によっては空の色が良い具合に反射する。
難点があるとすればウエディングフォトをよく撮っていることくらいか。今日の夕方の時間帯だけで3組も見たが、俺が撮りたい角度は向こうのカメラマンも撮りたい角度になることが多く、写り込むか撮影場所が順番待ちになる。

イルミネーション自体はもう少しやっているだろうから、また平日休みの日に来ればいいか。

そして乗り継ぎ駅まで戻って一服しているのだが、ここで当初買う予定だった職場での上履きをまだ買っていないことに気づく。土踏まず側のほつれが大きくなって完全に穴が開いてしまったので、週明けは新しいものに変えようと思っていたが今から行って間に合うのだろうか。

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