2020/03/21 Sat
職場近くの桜がかなり咲いていた。18日に見たときはまだ咲き始めというくらいだったのに、開花が始まってからは本当に早い。
朝は少し早く出ていたので、仕事前に一服しながら撮った。
昼休み、普段はカメラを持ち出さないが今日は持ってった方が良い気がしたので持って出る。
朝よりも蕾が減っているように感じた。
「花の命は短くて」
脳裏に浮かんだのは終幕を飾った名曲の一節。この歌を聴きながら桜を見上げ、ほんの2日でこんなにも咲き揃うのなら、あと1週間もすれば散っているのだろうと直感した。
花の命は短くて
夢見る月日は駆け足で過ぎ行く
ああ残酷な時よ
無慈悲なる
この桜は俺の倍くらいは生きているのだろう。一体どれだけの人の出会いと別れを見てきたのだろうか。しみじみと考えて、これまでの別れを思い出した。
寂しさや悲しみではない、切ないとも違う、不思議な気持ちだが、これはそのまま取っておくことにする。
言葉にできることが全てではないはずだから。
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