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20240425 eve(ry)eve

大切にしようとしたことも、大切にできなかったことも、結局あんまり残らなかったけど、でももう大丈夫なんだ。こういうふうにしかやっていけないんだから。
そんなふうに諦めることが、ほんとうのほんとうに芯から諦めることがあって、そうしてなしくずされて時間は勝手に進んでいく。いつもなにかの途中で、それは途絶えるまでずっとだ。近づいて、離れて、名残惜しいなら滲んでしまうまで手を振る。その間にも時間は進んでいく。

憑き物が落ちた心地で起きる朝もあれば、魂が抜け出そうなほど激情を抱える夜もある。どっちも自分じゃないのかもしれない。綺麗にカットアップされるならきっと零されていくだろう瞬間の連続に、今日も自分がいる。

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