なにが正しいのか、ずっとわからずにいる。
ちょうど1年くらいに前に書いたnoteの下書きを見た。
どうやら苦悩を綴っていたようだ。
ただ公開はしていない。当時のぼくはそう判断したらしい。
揺蕩う
そして改めてこうして筆をとるとどうだ。
同じことを言おうとしている。
1年間成長がなかったのか。はたまたこのモヤモヤはこの先もずっと残るものなのか。
そう。
揺蕩っている時期がきた。
「荒木の2年周期」という言葉をご存知だろうか。
2年くらい同じことをしてると、言いようのない焦りを感じて新しいことを始めたくなるという荒木が持つ病の一つだ。
英会話教室を引き継いではや2年になる。
自身の成長が止まっているようにも感じている。
・数字は思うように伸びない。(当然)
・お金は一生貯まらない(当然)
・結婚の兆しもない(当然)
経営者としての成長なんて、あるのかないのかわからない。
そして、広く言えば教育と名のつく業種の端っこにいるため「何が正しいのか」なんてずっと変わり続けて、答えなんてないんだろうという結論に至ってしまう。
「揺蕩う」という言葉がまさに当てはまっている。
火中の栗を拾いスタートした2020年秋。
そこから2年。
苦しかったし、報われなかったし、報いてあげれなかったし。
無力さを感じる期間だったように思う。
ただその一方。もちろん喜びを感じることも多かった。
生徒が成長していく姿を見るのも楽しければ、スタッフが目に見えて成長していく姿を見られるのも、自分の心を軽くさせた。
本当に周りの人に支えられているなと実感できた2年間でもあった。
本題
さて。本題に入ろう。
会社を作ろうと思っている。
ずっと考えていたことだが、法人化をようやく進めていこうと思う。
社名はずっと前から決めてるし、何をやっていくかも決めている。
社名は置いておくとして、この会社は「学校外教育」を中心に事業を進める。
英語はもちろん、多言語教育、プログラミング、デザイン、動画編集、さらにはゲームまで。
専門学校で学ぶようなことを、もう少し早い時期から触ってみる機会を作りたい。そんな想いでスタートしようと思う。
小さな地方という場所はどうしても将来像がイメージしづらく、モデルケースも少ない。
〇〇で稼ぐ!ということが、現実世界で見えてこないという問題がずっと根底にある。
ただ、世界は広い。
もう、圧倒的に広い。
そんな体感を地方の人にこそしてもらいたい。
そんな事業を展開していこうと思う。
未来につなげる
どうしてもぼくは、地方の喫緊の社会課題でもある高齢化社会についての事業を考えることができない。
目をつぶりたいわけではないが、これから待ち受ける、混沌とするのかしないのかさえわからない、予想もできない世の中に、徒手空拳で若い人たちを放り出すことの方が怖い。
ぼくたちができることは、その可能性を少しずつでも見せてあげること。
「選択肢が多すぎたら困る」というが「選択肢がない」ことよりはるかにマシだ。
「多すぎたら困惑するじゃないか!」という声には「さすがにそこからは自分で選べよ!」という反論をしておきたい。
自分が、または地域社会が、そして親・祖父世代が無知であるがゆえに、その未来を阻むことはあってはならない。
誰でもいていいよっていう居場所は、オンラインだけじゃない。閉塞感のあるかもしれない地方にもあっていいと思っている。
そんな場所を作りたい。
地方のこどもたちの未来に、つなげていきたいと思っている。
ゲーミングルームを作る
おそらく第一弾の新事業はゲーミングルームを作ることになると思う。
なぜならぼく自身がここ半年くらいでゲームにがっつりハマったから。
という理由が半分くらいはあるが、本当はもっと奥の方。
メタバースがどうとか、DAOがどうとか、そんなことはまだ地方には早すぎる。
そんな未来が来るのか、または全く来ないのかぼくにはわからない。
それよりも、Fortniteの中で、Apexの中で、OverWatchの中で出来上がるコミュニティは確実にあるし、これからも増えていくと思っている。
ゲームの話はまたするとして、ここではゲームだけでなく、プログラミングのレッスンだったり、デザイン、動画編集、ペンタブを使ったイラスト・アニメ制作などなど。
PCを使ってできることをやっていこうと思っている。
学生にはネットのリテラシーも一緒に学んでいきたいとも思っている。
正解なんてない
きっと教育のようなものに正解なんてない。
画一的な正解はなく、個々人それぞれの方法でしか教育なんてのはできない。
さらに、その成長段階によってもさまざまだ。
もっというと、教育なんておこがましいとも思っている。
子どもは勝手に成長するし、勝手に学ぶし、勝手に失敗も成功もする。
だとしたらぼくたちは何もしなくていいかというと、そうでもないとも思う。
まだ知らない世界を見せてあげること。
ちょっとした可能性を示唆してあげること。
その数は多ければ多いほど、みんなにとってのきっかけになると思っている。
インターネットの普及で、全世界が等しくつながったなんてのは幻想で、情報格差はもちろんある。
まだ見ぬ可能性を、ここ今治でも、愛媛でも見つけてほしい。
そんな気持ちがずっと強くなってきた。
楽しもうね
なんかさ、みんな一緒にやりましょ。
楽しく成長し続けるおとなたちで楽しみましょ。
ハッピーハロウィン。
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