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おいしい背徳感

ひっさびさに、深夜にお菓子を食べた

ふとレジ前で見かけた、ピザポテト

昔は物凄い大好きで、めっちゃ食べてた

確か、友達の家で誕生日会をするから、お菓子を持ち寄っていこうみたいな話になったときに

わたしだけピザポテトを3つ持って行った

親にはスーパーで、誕生日会で持っていくから、いつもはひとつやけどみんなで食べるからたくさん買ってとねだって買ってもらった

帰りの車の中、たくさんのお菓子を買うと、幸せな気分になるよねと

当時小学生くらいだったわたしに親は言ってた

幸せというのはよくわからないけど、いつも一つしか買ってもらえないピザポテトを3つも買ってもらえて

当時のわたしは、文字通り抱えるような状態になった

お誕生日会と有無はさておき、それをどうやって自分で食べるかを考えてた気がする

そして、肝心のお誕生日会の記憶がないのは、はたしてその後のピザポテトはどこにいったのやら


最近は、やれすぐ太るから深夜の食事は避けてる

お酒は好きで、大体飲むけれど

食べ物はなんとなく気を付けてるつもり

またゆるくなってきてるとは思う

なんだかそんなことを考えてると

昔の純粋さとかが、遠く感じてくる

太るとか、健康がとか、明日も朝が早いだとか、明日は何をしないといけないなとか

いろんな現実を考えてる

なんだか、そんな小さな事が、あー面白くないなと思って

ふと出会ったピザポテトを無性に食べだした次第です。

ピザポテトは、正直中身減った感じする。

もっといっぱい入ってたと思うんだけど、味はピザ感ゼロの濃い味のポテチ

サクサクの歯ごたえと、何とも言えないジャンキーな味がマッチしてて

最高においしいかった。


やっぱりこうでなくちゃ。

食べながらぼんやり考えてたけど。

色んなマイナスの理由をつけて、好きな事を制限するよりも

プラスな思考で前に進みたい。

太るとか健康とかは勿論大事かもしれんけど

今、この瞬間の美味しいを楽しめないほどの事なのか???

確かに明日早いのに、深夜過ぎまで起きてて

明日は何をしないとなーみたいな

昔はきっとそんなこと考えなかった。

精一杯遊んで、気付いたら眠ってて

起きたらまた全力で遊ぶ

何をしたいとか、何をしなければとかじゃなくって

起きた時に、今日はあれをしよう!あの友達の家に行こう!みたいな

その時を一生懸命過ごしてる、ワクワクがあった、ような気がする。


昔はよかったとか言いたくなくて

オトナになると色々あるんだよみたいな

さも悟ってるかのような、達観してる感じも好きじゃなくて

昔と変わらず、永遠の子どもでいたいと思う。

思ってしまってる時点で、ずれてるんだろうけど。

それでも、楽しいを前面に押し出して、駆け抜けていきたいなと

そんなことを思う真夜中。


よし。コアラノマーチも食べよ。


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