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生きるということ

どうもまた夜中です。
夜勤途中の休憩でご飯を食べてまた夜勤に戻ると3時くらいに胸焼けがします。加齢です。
流石に20代後半戦に入っていると食べる時は普通でも食べた後に内臓が辛いこと。ありますよね。
僕は意外と焼肉の脂がきついと夜に腹が緩くなります。たかひでです。

日々考えてることにはなるんですが
たまに生きる意味が〜とか聞くんですよ。
確かに気持ちはわかるんです。サンデーうぇぶりで連載してる小野寺こころ先生の「スクールバック」という漫画を読んでいるのですがその10話の「意味ない」ってタイトルの回を読みました。今無料期間なのでアプリ入れたら今ならすぐ読めます。

まあ詳しく書くとあれなので割愛しますが
ざっくり言うとハイパー心配性な女の子の回です。
最近では落ち着いたところはあるんですがかなりこの子に共感できてあの飛行機が落ちてきたら〜、ビルの上にいる時に地震が起きたら〜、、、みたいな正直ほぼありえん心配をかなりしてしまうタチでして、
おそらくそう言うのも転じてパニックになったりしたんでしょう。

じゃあなぜ思考回路がよく【死】に向かっていくのか、過去の自分を振り返ってみると
「心の底から死にたかった過去」

「転じて何がなんでも生きたい今」
この二つの時期が自分の四半世紀で通ってきたからかなと思います。

前者の方は20%くらいそんな感じにになった時期が中1夏前までのいわゆる部活の1年生で3年生がいた時期ですね。自分で言うのもあれですが公立ながら部活がかなり強かった学校にいて全国的にも割と有名な剣道部にいました。もちろん入った当初は1番弱かったのでボコられ続けていた(感動においてもそれ以外においても)ので普通に逃げたりしてました。
まあこの時期は数ヶ月で終わってあとは自由気ままになり正規メンバーになりかなりちゃんとした成績を残すんですが
本質の100%の時期は歌詞説明でもでてきてる
高校3年間(主に1〜2年)になります。

同級生からの暴力に次ぐ暴力暴言
加害者側が部活で強いからと見逃す教師
味方のはずがややこしくなるから味方しない顧問
見て見ぬ振りをする同級生
数少ない味方は部活の同期7人だけ。
脇腹をフルで殴られたり傘の持ち手の部分を振り下ろされたりなどなど語るに尽きない忌々しい思い出の数々ですが今となってはそんな思い出もいい思い出には1ミリもなりませんでした。普通に実名告白訴訟からの賠償金余裕で掻っ攫って人生破壊系の日本海溝ドラム缶コンクリ直系したいくらいです。

まあさておきそんな時期に身内の死なんて経験したらいわゆる残された側の気持ちというものが心にグッサリと刺さるわけです、それと死への恐怖ですね。生人が死人になる瞬間。病院からの電話が響く深夜の静かな部屋。確か深夜にニコ動を見てたら家の電話が鳴って起きてるのは俺だけだったのでその電話をとった向こうで「○○病院の者です。○○さんのご家族ですか?」この言葉だけで全てを理解し家族を叩き起こしそのまま家族は病院に向かいました。
僕ですか?怖くて行けなかったです。そのことは若干後悔しています。何かとある瞬間はそりゃ当然人生に一度きりですが代替えの効くタイミングというものはだいたい訪れるものだと思ってます。
しかしながら人間が生まれる瞬間と死ぬ瞬間は誰にも1回ずつしか等しく訪れず2度目と言うものはどんな生物でもあり得ない事です。
その瞬間を自ら手放した。恐怖に負けて1人の人生の幕引きの瞬間に立ち会わないと言う選択をした。
自宅に帰ってきてから触れたその人肌は知っている者なのに知らない者に変わり果て温度を感じない。何も感じ取れない姿になってました。

そのあたりから明確に「死にたくない」と思うようになりました。
よく死ぬ瞬間は眠りと同じ意識がなくなるだけ。
と言いますが意識がなくなったことを自覚できるのはその後に目を覚ましたからだけで、意識がなくなりそのまま消失してしまったらどのような状態になるのだろう。
死んだ魂はどこに消えていくのだろう。
ゲームや電子機器の電池が切れるように何もなくなっていくのか、はたまた量子力学云々のように記憶と意識は電子としてこの広い世界を漂うのか。
全ては死んだ人にしか分かりません。
いや、死んだ人にもわからない。この世で永遠に誰も解き明かせない謎だと思います。

そんな自分の先に必ず待っている「無」が怖いんです。
きっと死後の世界があることが証明され触れ合えないにせよその後が無でなく死という生き物の一つの通過点であるならこの姿とこの世を手放すだけだと整理がつきますがいわゆる本当の意味での未知の世界に進むのが怖いんだと思います。

もともと家族がみんなスーツを着るような仕事にいない家系なので自分も自ずとスーツを着て満員電車にのり毎日を過ごしていく姿は想像できず、自分のやりたいことをやろう。それで生きようと決意した結果
メタルバンドのギターボーカルをしてます。

生きることは素晴らしいこと
と言うのは偽善であり人に押し付けるものではない。
でも安定という誰もが目指せと言われてる世界を一回捨てて正直に生きてみると意外と人生楽しくなるもんです。
死なないで生きましょう。
死ぬくらいなら殺すか逃げましょう。
生きてたら楽しみの一つや二つ見つかるはずです。
こんなこと書くならこれを歌詞にしろ。

そりゃそうだ。



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