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noteで学べるシステマ講座 第99回「トロント本部『ステルス・ストラテジー』研修レポート」

トロント本部研修レポート

2月4日、5日の2日間、トロント本部で「ステルス・ストラテジー」と題したセミナーが開催されたので、出席してきました。

トロント本部に行くのはパンデミック後初めてです。
新型コロナによるカナダへの入国制限はすでに撤廃されて、必要なのは帰国時の陰性証明のみです。陰性証明書の取得だけちょっと手間なのですが、行きたい気持ちが勝って行ってきました。

システマにはモスクワとトロントの2つの本部があります。
もともとヴラディミアがカナダに移民し、1993年に開設したのがトロント本部。そこを起点にして全世界に広がったのですが、創始者ミカエル・リャブコはまだ特殊部隊の現役将校でした。モスクワ本部がオープンしたのは2000年の退役後になります。そんな経緯で、本部がふたつあるといういまのかたちに至ります。

トロント本部はトロントといいつつ、マーカムといいう隣の地域にあります。日本で言うなら、川を挟んですぐ東京の埼玉県川口みたいな感じです。

航路は成田からエアカナダの直行便で。トロント・ピアソン空港へ。

今回はマイナス20度というカナダ人も驚く大寒波の真っ最中だったので、大事をとってタクシーを使いました。通常は5,000円ほどなのですが、空港でうっかりワゴン車を捕まえてしまい、9,000円近くの割高料金となってしまいました。普段はGoBusとviva blueという2つのバスを乗り継いで1,800円くらい。時間はかかりますが、地下鉄とバスを延々と乗り継いで3,25ドルで行くという手もあります。昔はその方法で移動してました。

ステルス・ストラテジー

トロント本部では毎年、夏と冬に大型のセミナーが行われます。
夏は2年毎にサマーキャンプと大学の体育館を借り切ってのセミナーが交互に行われます。
冬は本部で開催され、ニッチなテーマがしばしば取り上げられます。それが北川好みのテーマが多いので、よく参加します。日本からの参加者が少ないので、アテンドなしで練習に専念できるのもありがたいです。

テーマは「ステルス・ストラテジー
相手に視認されない、ステルス能力を高めるのがテーマです。
視認されないと言っても、単に隠すだけではありません。
見えていても認識させないのも「ステルス」に含まれます。
だから物理的な視野と、意識的な視野の両方を踏まえて学んでいきます。

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