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noteで学べるシステマ講座 第35.2回「レイヤーでシステマを読み解く」その2

前回の続きです。


人間のレイヤー構造

「インターナルワークってなんだ?」

ミカエルがインターナルワークを提唱し始めたころ、この新たな概念が多くの議論を呼びました。インターナルワークとはなにか? その対となるエクスターナルワークとは?

これは「どこからどこまでがインターナルで、ここからここがエクスターナル」といったように、明確な境界線をひくことができません。インターナルもエクスターナルも、細かなレイヤー構造をしているからです。

だからインターナルやエクスターナルを明確に定義することはできません。

ただ一つ確実なことが言えます。

「インターナル」と「エクスターナル」

ミカエルがそのようなレイヤー構造を提示したということです。

このレイヤー構造をつぶさに検討していくと、身体的・物理的なフィジカルな領域から、精神・感情・思考といったサイコロジカルの領域へと至ります。

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