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A logical dedication

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北川貴英が書く雑感。「誰だお前?」という人向け
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2019年1月の記事一覧

強者の振る舞い

強者の振る舞い

例えばシステマのクラスに、システマをはじめて参加する人が来たとする。

色々な人が来てくれるけど、中にはエキサイトしやすく、ちょっとした負荷で暴れてしまう人がいる。本人にそのつもりはないのだけど、暴れてしまうのだ。

当然、たいしたスキルがあるわけではない。何か格闘技をやってたって人もいるけど、そうやってエキサイトしてしまう性分だからうまいわけでもない。ただジタバタと思い切り暴れてしまう。

こう

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汗を流して血を流さない

汗を流して血を流さない

最近、僕は「毎日、一度はしんどい思いをすること」を推奨している。

これは「辛さの先払い」だと位置づけている。

「訓練で流した汗の分だけ、戦場で血を流さずに済む」

どこかの軍にこんな格言があった。とても印象に残ってて、今でも座右の銘になっている。

日常的にちょっとした負荷をかける習慣をつけておけば、日常で負荷に見舞われても負担なく乗り越えることができる。

これを避けてばかりいると、あとでど

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課金設定の練習

課金設定の練習

noteはずっと無料で書いてたので、課金設定ってどうやるのか知らなかった。

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どうしようもなく守られている

どうしようもなく守られている

武術とかシステマとか威勢のいいことをやっていながら、どうしようもなく守られている。

その守ってくれているものはありがたい反面、逃れることもできない。

安心と閉塞。これはワンセットだ。

サバイバルにまず大事なのは身を守るシェルターの確保。続いて水。食料はそのあとだという。

つまり命は囲い込むことで守られる。だから安心と閉塞は宿命的にワンセットになる。

前から言うように、僕は武術クラスタがよ

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「難しい」と「深い」

「難しい」と「深い」

この2つは僕にとって禁句である。

絶対に口にしないと心に決めている。

まあ便宜上、使わなくてはいけないようなときは仕方ないけど、基本的には使わない。

なにか難しいことに直面して、「難しい」という時、それがその難しさを乗り越える努力からの逃げである場合が多い。

「深い」もそう。

なにかにつけて「難しい」とか「深い」とか連発してありがたがるのは、それを理解することから逃げているだけだと思う。

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