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【24卒就活無双者が書いた】【資生堂インターン対策】(sales職)


TKF schoolとは?

みなさんいつもTKF schoolのnoteを見てくださり、ありがとうございます!

TKF schoolとは、北海道大学認定スタートアップ企業である、株式会社TKF Projectが行っている就活支援サービスです。主に北海道の学生に対して就活等のキャリア支援サービスを展開しております。

TKF schoolを運営するのは、主に24卒で総合商社や総合デベロッパーなど、いわゆる人気企業から多数内定を取得した学生北海道大学の学生総勢約40名です!各々が就活時にいろんな業界を受けていたため、その豊富なノウハウを生かして個別面談等で25卒の就活生の支援をさせていただいております!

また、サービスを利用してくださっている就活生も多く、相乗効果で提携してくださった企業様も年々増えております!写真はTKFがイベント等で提携した企業様の一部です。

TKF提携企業様

TKFが発信をする意義

北海道・東北の就活生を支援しているTKF schoolですが、昨年度まではそのコミュニティー内での情報共有しか行っておりませんでした。しかし、今年度からせっかくの情報を一人でも多くの就活生に届けたいという想いから、Twitter、noteをはじめとするSNSにも注力しはじめ、現在ではTwitterは4000人を超える就活生にフォローしていただいております。

Twitterではこれまで、人気企業の選考情報の配布企画や、インターンの締切投稿など、全国の就活生に対し分け隔てなく情報を発信させていただきましたが、「結局多くの就活生に情報が渡ってしまうことで情報の価値が下がってしまう」というご指摘を多数いただきました。そこで、運営内で話し合った結果、人気企業の選考情報のみ、本noteで「有料」で公開させていただくことになりました。本来であれば、無料で多くの方に見ていただきたいところ、このような形となってしまい、大変申し訳ございません。

前置きが長くなってしまいましたが、早速本題に移っていきたいと思います!

本記事を執筆した24卒運営の紹介

今回、執筆を担当したのはメーカー業界をはじめ各業界の人気企業から内定を獲得した24卒の運営です!
資生堂のインターンシップに参加し、見事内定を獲得しています✨
執筆にあたり6000字以上に渡る超大作を書いてくれました!

企業理解

  • 理念

「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」
最大の特徴は海外事業。化粧品大手の中ではいち早く海外進出し、海外売上比率は国内トップの6割超。

  • 事業

    • 化粧品事業

      • 事業概要

        • 圧倒的主力事業。国内第1位の売上高を誇る。ダイバーシティを重視し女性の管理職比率も34.7%と比較的高い割合を占めている。

        • ブランド

          • プレステージ

            • デパートや化粧品専門店などでカウンセリングを通じて販売している、高価格帯化粧品やフレグランス。いわゆるデパコス。

          • プレミアム

            • ドラッグストアや量販店を中心に、お客さまに自由に選んでいただく中価格帯の化粧品。市場・ブランド・チャネルの特性に応じてカウンセリングも行う。

    • その他事業(レストラン、美容室、教育)

      • 資生堂パーラー、ヘアメーキャップ育成専門学校など

主要職種・コース

  • ジョブ型人事

    • ジョブ採用なので、エントリー時点で職種別に募集がある。基本的に入社時の職種のプロフェッショナルとして成長していくようなキャリアを歩むことが出来る。

    • 他職種への異動も手を挙げれば可能なので、部署横断的なキャリアアップも可能だが、特に何もしなければ入社時の職種でそのままキャリアを歩むことが可能。

  • Sales

    • 名前の通り営業職。販売チャネルが多様なので、扱うブランド、チャネルによって大きく異なる。基本的にはルートセールスなので、飛び込み営業はほとんどない。商品を売るのではなく、お客様のニーズに寄り添った「体験型の提案営業」

    • プレステージなら、デパート、専門店などがメインで美容部員さんをマネジメントし、一緒に売り場を作り上げていく。また、個人経営の店舗であれば、店舗経営者にダイレクトに提案ができるというやりがいもある。

    • プレミアムであれば、ドラッグストアがメイン。市場が大きく、扱う金額も大きいことがかなりやりがいになる。また、ドラッグストアは店舗数が多く、近隣店との競争が重視されることから、競合となる店舗や他社の分析も重要になってくる。

  • Brand Marketing

    • マーケティング。ブランド価値の最大化を目的として、ブランド戦略の立案、プロダクトコンセプトの作成、キークリエイティブの制作などを行う。ブランドという形態は化粧品業界に特徴的であるため、化粧品を扱う会社の中でも花形職種であると考えられる。市場は国内にとどまらず、海外にも展開しているため、海外の化粧文化・習慣の理解をする事から始まる。その地域にもたらすことが出来るブランドの価値を考え、それをどのようにして届けるか、その過程の中でどのようにしてブランド価値を増大させるかを考え抜く。

    • 入社時点で、自身の担当ブランドが決まっており、人によっては、ヘッドクオーターである本社において海外でのマーケティングに配属されることもある。エントリーする際には、自身が携わりたいブランドを明確にしておく必要がある。

  • R&D(Research&Development)

    • 研究開発職。化粧品から再生医療にまで研究範囲が広く及んでおり、人の肌、美容に関わる研究を行ったり、中味すなわち商品の開発を行う。自社で研究所を持ち、研究開発を行っていることで化粧品業界で国内売上トップの地位を確立している。化粧品はスピード感の速い商材であるので、日々新しい技術や商品の開発が求められており、研究分野における会社への貢献度は計り知れない。また、開発職では、マーケティング部門が設計したブランドコンセプトを実際の製品という形に落とし込み、お客様に伝えるメッセージを伝えていくという、製品が店頭に並ぶまでのプロセスに幅広く関わることになる。また資生堂の強みである積極的な海外展開を支えているのは商品の品質であるため、品質の向上へのこだわり、クラフトマンシップが必要とされる。

  • Supply Chain

    • 工場の生産技術職。生産ラインにおける、不良品の処理やデータを用いた最適な生産ラインの設計パッケージなどを担当する。そのため、デザイン性と機能性を兼ね備えたパッケージ設計を行い、自身が携わった商品でお客様に直接価値提供できるという点も魅力的な職種である。

    • 新たな工場の建設も進んでいることもあり、サプライチェーン領域の強化に注力しており、会社としてこの職種に人材の確保も重視していると考えられる。海外にも工場を持つことから、海外の工場でのナレッジを共有し、用いるというような事例もある事から、社内外、国内外をまたいだプロジェクトに関われることも。

    • 採用人数は、セールス、マーケと同等かそれ以上に少ない。他就活生との差別化が必要とされる。

  • Finance

    • 財務、会計部門。大きく二つに分かれる。一つ目は、会社全体の会計。資生堂はグループ会社を多数持ち、経営しているので、グループ各社の会計を行う。二つ目は、ブランドや事業ごとの収支管理、経営サポート。ブランドごとに領域を区別し、株式会社化しているので、そのブランドごとに財務、収支の管理が必要となっている。

    • 年によって募集の有無が変わり、24卒では募集はなかった。興味のある方は、自分の代で募集があったならば迷わず応募すべし。

  • 国内工場(製造系・技術系・事務系)

    • 関東、中部、関西、九州と全国各地に工場があり、工場によって、扱う商品、ブランドが異なる。そのため、自身がどの工場に配属されるかによって扱う商品が異なる。

  • 製造系

    • 中味の製造、設備の洗浄やトラブル対応、生産プロセスの生産性向上業務及びライン作業、工場設備のメンテナンスなどに取り組む。

  • 美容職

    • パーソナルビューティーパートナー(PBP)。ドラッグストアやデパート。専門店において消費者の方に直接接客を行う唯一の職種。お客様の化粧のお困りごと、肌トラブルを自社商品を用いて解決する。実際に商品の使用方法などの説明、商品を使用してもらい、提案を行う。自身のメイク技術はもちろん、どんなお客様からも好かれるための接客技術が必要とされる。

    • 以前はビューティーコンサルタント(VC)と呼称していたが、2022年10月に呼称を変更。同一職種なので誤解しないよう注意。顧客に寄り添うパートナーというコンセプトのもと、呼称を変更。

採用基準

  • 特徴

    • かなりの少数採用。メーカーの中ではかなり採用人数を絞っており、2023卒はセールス職内定者は12名。入社は6名だった。マーケティング、R&Dもおおむね同様の採用人数と思われる。2024卒はインターン経由の内定者はセールス、マーケティングともに10数名だったが、セールス職のみ本選考を実施したため、マーケティングよりは多い。だが、他業界、同業他社と比較するとかなり少数であることは変わりない。

  • 選考フロー

書類選考(①エントリーシート②WEBテスト③動画選考)
→ケースワーク選考(約150人→約70人)
→インターンシップ(約70人→約20人強)
→最終面接(約20人強→約10人強)

各種選考の内容とポイント

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