見出し画像

中日春秋 夏の甲子園 栄冠には健康が大事

今日の春秋を以下に添付する。

<雲はわき 光あふれて>。ご存じ、夏の高校野球の大会歌『栄冠は君に輝く』の歌いだしである。いかにも夏らしい

▼作詞は加賀大介。30代で公募に応じ、採用された。石川県根上町(現能美市)の人で短歌をたしなみ、作家志望だったという

▼家庭の事情により進学をあきらめ、工場で働いていた16歳の時、草野球で負ったけがが悪化して右の膝から下を切断している。詞の2番の冒頭には<風をうち 大地をけりて>とあるが、自分で地をけるのは難しい。夏に躍動する若者を賛(たた)えた詞の作者は、壮健さを損なう悲しみを知る人でもあった(手束仁『ああ栄冠は君に輝く』)

▼球児の体を守るための新たな試みである。今年の夏の甲子園は暑さ対策のため、最も気温が上がる時間帯を避けようと大会初日から3日目まで1日3試合を午前と夕方に分ける「2部制」で行うという。効果や課題を見極める試験的な意味合いが強いようだ

▼近年の酷暑は耐えがたく、雲がわき光あふれる日中はスタンドで応援する生徒らもつらそうだ。熱中症らしい症状で足がつる選手が続出した試合もあった。取り返しのつかぬことは起こせない。2部制の試みは自然な流れだろう

▼『栄冠は君に輝く』の3番は冒頭から、こうつづられる。<空をきる たまのいのちに かようもの 美しく におえる健康>。最も大切なものは何なのかが分かる。

4月25日中日春秋より出典

この内容は、高校野球の歌
栄冠は君に輝くと作者の過去 2部制導入が
キーワード。 結論は、栄冠の裏には健康が
大事だと言うことだと思った。

仕事で働く上でも健康的であることは大切
体力管理には改めて気をつけたい


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切: