走る意味

今年で走り始めて4年目に突入した。

きっかけは2017年、UVERworldのvo.TAKUYA∞さんが毎日365日欠かさず10km走っていることを知り、自分もそんなかっこいい生き方をしたいと思い走り始めた。

始めの10kmは今でも鮮明に覚えている。2017年3月24日23時、コースは宮原から与野までの10km。息をするので精一杯で何度も赤信号で立ち止まり、誤魔化しながらなんとか完走。

毎日10km走ってますと周りに言うことはメリットしかないと思う。例えば飲み会を断るいい理由になるし、変人扱いされ（いい意味で）孤独になりやすい。当然、周りから「毎日なんて無理だろ」「馬鹿馬鹿しい」「アスリートでもないのにどこを目指してるの？」「PRIDERUN笑笑」等々たくさんノイズをいただいてきたけど、安い酒に溺れた奴らの言葉じゃ傷つかない。むしろ「こうはなりたくないな」と言い反面教師になってくれて本当に感謝。

記録に執着していたのは2018年末までで、その後はセルフマネジメントが主たる目的になっていった。自分で自分のご機嫌を取れるのって大切で、周りに迷惑をかけることが極端に少なくなる。走ることでずっと抱えていた悩みもポジティブな思考でいい方向へ考えられるし、受け入れ難いショッキングな出来事も4.50分で自分と向き合い、きちんと注ぎ込んでいける。

最近は特に自分の理想的な生き方を刷り込むことに10km走っている。普段生活をしていると自分の意図とは外れた言動や行動をとる時がある。そのような際に「本当にそれが目指すべき生き方なのか」と余計な思考を削ぎ落とす貴重な時間となるのだ。

24時間オンライン誰かと繋がっていられるこのご時世だからこそ、オフラインの時間を大切にしていきたい。みんなも走ろうぜ。