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「考えること」を考える

COVID-19の世界的流行の影響で3月21日に業務一時帰国してから18日が経つ。

2ヶ月しか任国に滞在してなかったからなのか、
任地で活動していた日々が夢やったのかとすら思える。


4月5日には、外務省の渡航警戒情報の変更(レベル2:不要不急の渡航は止めてください)に伴い、隊員の扱いが業務一時帰国から避難一時帰国へと変更となる。


今日の日本、そして、世界の情勢の急激な変化をみてると、
帰国するタイミングでは2、3ヶ月後には任地に戻れるやろうと思っていた自分の甘さに気が付くとともに、これから先、世界はどうなっていくのかと不安を覚える。

数日前に2週間の自主隔離期間は終了したものの、
昨日(4月7日)には東京をはじめとする7都府県で非常事態宣言が出され、
世の中は文字通り「非常事態」で外出することもできず、
自室で読書・映画・睡眠・時々、勉強という充実したニート生活を送る。


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今、人生で一番なんじゃないかと思うくらい自由な時間がある。

自由な時間があれば、「好きなことが出来て良いやん」と思ってたけど、
こんなにも自由な時間があるのに
やりたいことの半分もやりきれない自分にがっかりする。

たぶん何もせずにぼーっとしている時間が長いからやと思う。

「ぼーっとすることも時には必要」と自分を肯定してみるけど、
いつまでもそうしているわけにもいかない。

ということで、タイトルに書いた 「考えること」を考える  を始めることにする。


これを始めたのにはきっかけは愛読している一冊の本。

もともと松浦さんの本が大好きなのもあったけど、
何よりも「センス良くなりたい!」の一心でこの本を手に取った。

「センス入門」  松浦弥太郎 著

文章を書くということは、たいへんな集中力がいることですし、時には苦しいことですが、その末に生み出されるものは、純粋な自己情報です。
考えることができる人は、間違いなく魅力のある人で、センスのいい人です。
なんでも知っている人より、なんでも考える人になった方がいい
考えるのは苦しいし、大変な作業ですが、つづけていくと楽しくなってきます。何が楽しいかというと、考えていると何か発見があることです。考えることに成果といえるものが必ずあるのです。

「考えること」に関しての記載を一部引用。
1つ目の引用は、文章を書くことは「考えること」の延長という解釈で引用した。


この本を読んで感じたのは、
今までの自分にとっての「考えること」は強度が足りてなくて、
自分の中での優先順位が 知っていること>考えること になってたということ。

生きてると知識が必要な場面はたくさんあるけど、
その都度、自分の頭で「考えること」が出来れば、何とでもなる気がする。
もし知識の中に無い事象に出会っても、何かしらのアクションができるはず。


今までは自分の知らないことや経験したことのないことを避けて生きてきた。

だから、「考えること」ができなくても困らなかったのかと納得。


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これからは、自分の知らないこと・経験したことのないことにチャレンジして、
失敗を通していろんな発見をして、人間として成長できるように、
日々の生活の中で「考えること」意識していく。


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