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【第2話】日本の義務教育

お久しぶりです。
無事、第2話を書き始めることができました。今回は日本の義務教育について真面目に書いています。皆さんもぜひ、当たり前だと思っていることに疑問を持ってみて下さい。

本題に入る前に1つ自己紹介をします。
僕は小説が好きです。小説で使われる絶妙な日本語がすごく好きです。その中で、最強に強調したい時に対義語を使うパターン。例えば、「面白いくらいにつまらない」や「うるさいほどの静寂」など。こういったMr.Children構文があると8回くらいその箇所を読み返してしまいます。皆さんもぜひ注目してみて下さい。


おめでとう㊗️

8月5日。
つい先日まで降り続いた雨が嘘だったかのような突然の猛暑に体力、気力ともに限界を迎えようとしていた時、その知らせが届いた。それは疲れを吹き飛ばすのには十分すぎる内容だった。
僕の数少ない友人に子どもが産まれた。小学校の頃から知ってる、ろくでもないやつ。僕の友人の中ではかなり異色なタイプ。しっかりぶっ飛んでる。そんなやつがある日、結婚するわって言ってきた。自分のことのように嬉しかった。ちょっと泣きそうになった。これから先、人の人生を背負って生きていくって考えたらめちゃくちゃかっこいい。
あれから数ヶ月。まだ結婚に感動している最中だったのに、もう子どもが産まれた。おめでたいが止まらん。かなり泣きそうになった。自分のことのように嬉しかった。
絶対いい父親になるやろな。僕の友達やから大丈夫。だってお前以外皆ちゃんとしてるもん。

同い年が結婚して、子どもがいる。だんだん不思議じゃない年齢になってきた。大学時代の友人も最近籍を入れたらしい。僕もいつかは結婚して子どもができたりすんのかな。今のところ全く想像つかんけど。

義務教育

あいつに子どもの教育なんかできるのだろうか。めちゃくちゃ不安。でも親も僕らと同じ人間で、初めから親じゃない。子どもが産まれて、子どもの成長と共に、親もどんどん親になっていくものなのだろう。僕は子どもができたら、自分の子どもになにをしてあげられるだろうか。

小学校6年間、中学校3年間。日本の義務教育はこの9年間である。この期間ってすごく大切。友達の作り方、勉強の仕方、初恋。学校は多くのことを教えてくれる。しかし、絶対に学校に行かないといけないかと言われればそうじゃない。小学校行かなくても中学生にはなれるし、中学校行かなくても卒業式は迎えられる。人それぞれ様々な事情があって、学校に行くことだけが全てじゃないと思う。じゃあ本当に幼い頃学ぶべき、誰の人生にも必要な義務教育とはなにか。

答えは簡単

人生をより豊かに過ごすためにはなにが必要か。本当に数学が必要か。英語が必要か。声を大にして言う。答えはノーだ。人生において重要なことはもっと他にある。じゃあそれはサッカーなのか。野球なのか。それもまたノーだ。十分条件ではあるが必要条件にはなり得ない。じゃあなにが人生を豊かにするのか。答えは簡単である。

1.ドラゴンボール

人類の永遠の憧れ。舞空術、かめはめ波、気円斬。いまだにいつかできるんちゃうかなってちょっと思ってる。漫画もアニメも何度見返しても飽きない。悟空の逆境を楽しむ姿勢、ベジータの人間的成長。さらにクリリンのひたむきな努力や人造人間との純愛など、見どころは尽きない。大人になって真剣にドラゴンボールの話できるやつ、そいつは絶対大事にした方がいい。

2.スラムダンク

これは人生の教科書。大事なことは全部ここに書いてある。三井が過去を背負って足掻き、流川は未来のために戦い、そして花道が全力で今を生きる。自己啓発本なんて全く読む必要ない。大抵の苦しいことは、「諦めたらそこで試合終了ですよ」と「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」でなんとかなる。

国語も数学も必要ない。セル編の悟飯に憧れて、木暮のスリーに涙を流す。ベジータがカカロット、流川が桜木を認めた瞬間に胸が熱くなり、洋平やクリリンに心許せる親友の大事さを教えられる。人間っていうのはそうやって成長していく。僕はそうやって育ってきて、僕の友人もそういうやつばかりだ。いくつになっても変わらない。日頃顔を合わせてなくても問題ない。根っこの部分が同じだから。面白いもの、熱くなるものが同じだから。日本の義務教育。間違いなく。


大丈夫。自覚している。
こんなんだから僕は友達が少なく、僕の友達もまた友達が少ないのだろう。ぜひアホがまたなんか言ってるわと聞き流して欲しい。
僕の友達の子供が僕らのような閉鎖的な人間関係を築かなくていいように祈って、今回のnoteを終わりたいと思う。


最後まで読んでいただきありがとうございました。限りある人生の貴重な時間をこんな投稿に使わせてしまい、誠に申し訳ありません。友達に子供が産まれたことだけはしっかり祝福してあげて下さい。第3話こそは、皆さんになにか感じていただけるような内容、読んでよかったと思っていただけるような内容にしていきたいと思っています。三度目の正直。ぜひ期待していて下さい。ではまた次回。

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