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サロン経営に悩んだ時こそ見直すべき3つのこと

ポジショニングの確認


まずやるべきことは、ポジショニングです。
外側に目を向けるのではなく、内側に目を向けるべきです。
自分自身の立ち位置を確認すること…これに尽きます。今どこに立っていて、どこに向かおうとしているのか…
自分がどんな環境にいて、どんな役割を担っているのか。これらを知ることは、本当に大切な作業です。悩んだ時こそ、ベクトルを内側へ。集客方法とか運営内容ではなく、自分に問題があるケースが大半です。
ポジショニングでは、who・what・howという観点で見ていくことが大切です。
誰に?何を?どのような方法で?サービスを提供して行くのか…
これを作り上げていくために、自分自身の状況やマインドに目を向けて行きましょう。最初に、以下の3つの項目で見直してみてください。
❶現在地の確認
❷目的地の確認
❸コンセプトの確認

❶現在地の確認


まずは現在地の確認です。自分自身を分析してみるつもりで取り組んでみましょう。以下のように、いくつか項目を出してみました。自分の今を知るために、自分なりにも評価分析項目を上げましょう。

*自分の強み・弱み
*得意な施術
*苦手な部分
*やりたいこと・やりたくないこと
*足りていないこと
*充実さ・満足度 など

ここで大切なことは、苦手な部分や、やりたくないことを省くという作業です。強みや得意を伸ばすこと、やりたいことに情熱を注ぐことに時間を割くことを心掛けましょう。

❷目的地の確認

そもそも、自分が施術者になった目的とは。これを今一度考えてみるべきです。サロン経営がうまく行かない時、目的から外れた目標設定になっているケースは、少なくありません。
目標を設定する前に、明確にしておかなければならないのが個人の目的です。サロンの目的の前に、施術者としての目的。いわゆるアイデンティティです。
自分がどこを目指して歩んでいるのかを振り返ってみましょう。
改めて振り返ると、忘れ掛けていた物を取り戻すキッカケになる時もあります。

*セラピストとしての仕事をやる目的
*理想のセラピスト像
*理想のサロン像
*果たしたいこと・届けたい想い
*5年後・10年後の姿
など。
目標設定の前段階になります。大まかなイメージで構いません。どの方向に進むかという道標です。
初心に帰る気持ちで、ワクワクするような目的を感じていきましょう。

❸コンセプトの確認

現在地・目的地の確認が定まったら、コンセプトの確認です。すでに作成済みの方は、今一度見直してみましょう。コンセプトは、サロンオープン当初に決めたものだと思います。初心の事を思い返して、ここまでコンセプトを忘れずに進んで来れたかどうか。
サロン運営でのコンセプトは、個人・サロンと2つ持っておくと良いでしょう。セラピストとしてのコンセプトは、自分自身の在り方です。❷目的地のセクションで書き出した事を参考に作ってみましょう。サロン運営では、まさに骨格となる部分です。この骨格がブレてしまうと、倒れてしまいますのでしっかりと作成しましょう。

who what how

ポジショニングとは、マーケティングの過程において、顧客に対して自分の立ち位置をどこに定めるかという目的があります。競合他社がいるなかでオンリーワンを獲得するためにも、しっかりと自分の目的やベクトルを見つめ直す事が大切です。
あなたというオンリーワンの商品を
who 誰に
what 何を
how どんな方法で
届けるのか⁈という観点で考えてみましょう。

あたにとって、本当に必要なサービスであるのか⁈
本当に必要な商品であるのか⁈
じっくりと考えてみましょう。

周りに流されて、「あそこでも流行ってるから…」「みんな購入してるから」「他のお店も提供しているメニューだから…」という考え方で運営していませんか?

もしそうだとしたら、もう一度整理してみましょう。見えていなかった何かが、見つかるかもしれません。

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