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なんでも屋としてのキャリアに悩んでいた僕がメドレーに入社した理由

2021年11月から、メドレーで働いています。入社後3ヶ月ほど経ったので(体感ではもう半年くらいの気分ですが)、諸先輩方へのリスペクトを込めて、入社エントリを書いてみようと思います。

僕は、メドレーに入社したことは自分のキャリアの中で最高の意思決定だと思っています。メドレーは秩序ある自由な組織であり、700名を超える組織規模でありながらスタートアップ的な経験ができる環境があります。

このnoteに共感いただけた方や興味を持っていただけた方がいらっしゃれば、ぜひ一緒にメドレーで働きませんか?


日本一わかりやすい介護動画研修サービスをつくる

メドレーは、テクノロジーで医療ヘルスケア領域の課題解決を目指す企業です。日本最大級の医療介護求人サイトである「ジョブメドレー」や、クラウド診療支援システムの「CLINICS」を始めとした、様々なサービスを展開しています。

その中で僕が関わっているのは、2021年にグループ化をして、今まさに成長のために強化をしている、オンライン動画研修サービスの「ジョブメドレーアカデミーです。僕はここで、コンテンツチームのリーダーをしています。
* 2022年5月追記:メディパスアカデミー介護からサービス名を変更

少子高齢化が進む日本において、介護は必要不可欠であり、市場が成長している数少ない業界です。一方で、業務が非常に多忙であること、人材不足が深刻で職員の方が定着しにくいことが課題になっています。

僕たちは、忙しい介護職の方々が、スキマ時間にオンラインで知識や技術を学ぶための動画を提供しています。テクノロジーを活用して介護職の方々のスキルアップをお手伝いし、日本の介護に貢献できるサービスを目指しています。

個人的には「日本一わかりやすい介護動画研修サービスをつくる」という意気込みで取り組んでいます!

「なんでも屋」という悩み

今では介護領域の課題解決に取り組むことに大きな意義と可能性を感じている僕ですが、もともとこの領域への関心が高かったわけではありません。キャリアを模索する中で求める環境を探した結果、メドレーに入り、介護領域に関わることになったのです。

僕は、大学卒業後からインターネット業界、その中でも比較的規模の小さいスタートアップ寄りの企業で働いてきました。新卒で自動車メディアの加盟店営業をした後、グルメサービスで広告営業と制作ディレクターを担当。その後、インバウンド観光メディアのプロジェクトマネージャーを経て、現在に至ります。

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在籍してきた企業では、営業、ディレクション、広告運用、デザイン制作、イベント運営、体制構築など、様々な業務を経験させていただき、「なんでも屋」として働いてきました

これまでの仕事の中で、とくに自分の幅を広げてくれた経験が二つあります。一つは2社目のグルメサービスで、広告営業として大手アルコールメーカーを担当したこと。大きな企業・大きなビジネスが成り立つ仕組みを身近で体感し、先方の担当者や広告代理店の方とのやり取りを通じて、優秀な方々の仕事の進め方を学ぶことができました。

もう一つは、3社目のインバウンド観光メディアで、多国籍メンバーと共に様々な自治体向けのプロジェクトを進行したこと。多様な考えの人々がいる組織において、チームとして成果を出すためには、どのようにコミュニケーションを取り、信頼関係を構築すべきなのか。実践を通してそうした肌感覚を養えたことは、とても良い経験でした。

一方で、キャリアを重ねるに連れ、この「なんでも屋」であることが、僕にとって悩みにもなってきました。明確な専門性が無いことや、同じようなスタイルの人が身の回りにいないことへの不安。自分はこのままでいいのだろうかと悩んでいました。

そんなことを考え、転職活動をする中で出会ったのがメドレーでした。

バランスの良さは強みになる

メドレーの選考過程で印象に残っており、僕が入社する決め手の一つになった出来事があります。

それは、内定後に、取締役の石崎さんと面談をした際のことです。どのような点を評価いただいたのか、という僕からの問いに対して、石崎さんが挙げてくれたのが「バランスの良さ」でした。

個人的に、これは結構衝撃でした。自分が弱みとして捉えていた「なんでも屋」なスタイルが、希少性があり評価されるものだということに気づき、強みとして捉え直すきっかけにもなりました。

また、メドレーがWantedlyで公開している記事の中に「なんでも屋」的エピソードを発見して大いに共感を抱き、この方々のようになりたいなと素直に思いました。(二人とも今の僕の上司です)

取締役 石崎さんの記事

ずっと僕は自分の仕事をうまく説明できなかったんですよね。「どんな仕事してるの?」って聞かれた時に、いつもなんて言ったらいいのか悩んでいた。エンジニアが活躍するインターネット企業で、開発以外の必要なことをなんでもやっていたという感じで、SEOとかWEBディレクターぽいこともやっていたし、広告商品の企画や営業もテレマもやった。ある程度の組織の方向性や事業開発の判断もしていた。すごく多岐に渡ることをやらせてもらいました。

執行役員 寺町さんの記事

入社した当時は30人強の会社で、「戦略実行室」という新たに新設された組織でその名の通り戦略から実行まで、もちろん担当領域も問わず、本当になんでも屋という状況でした。具体的には、マーケティング、採用、CLINICSのカスタマーサクセスの立ち上げ、ジョブメドレーのカスタマーサクセス(コンサルティング営業)の立ち上げなどと様々な業務を行ってきました。

ロールモデルとなる方がいて、自分の強みを評価してもらえる環境で、それを意識して伸ばしてみたい。そう考えて、メドレーへの入社を決めました。

秩序ある自由な組織

入社してからの日々は、いい意味で驚きの連続でした。

最も印象的だったのは、メドレーが規律をとても重んじていたことです。とにかく、様々なことが秩序立って、緻密に動いている。皆がプロ意識を持って自分のミッションを粛々と進めている、という印象を受けました。

外から想像していたよりも内部は遥かに整っており、上場企業なので当然といえば当然なのですが、ベンチャーとしてメドレーを捉えていた僕にとっては驚きでした。

メドレーには Our Essentials という行動規範があり、それが日々の振る舞いや様々な意思決定のベースになっています。

例えば「ドキュメントドリブン」。社内でのコミュニケーションはSlackに、各種資料はConfluenceに集約され、オープンに共有されています。それらを中心に業務が設計されており、社内コーヒーマシンの使い方からCM出稿の意思決定プロセスまで、ほとんどの知見をドキュメントベースで遡ることができます

あるいは「全てを明確に」。上述したドキュメントの書き方や、些細な業務の依頼一つを取っても、皆が当たり前のように明確さを意識したコミュニケーションを取っています。ここまで非凡な水準で実現(=凡事徹底)している企業は、そう多くないのではと思います。(「凡事徹底」も Our Essentials の一つです!)

個人的に好きなのは「日々の倹約と大胆な投資の両立」です。日頃からコストを意識しつつ、時に大きな課題解決のための大胆な投資を適切に行う。そんな質実剛健な姿勢が、メドレーらしいなと思います。

ちなみに、規律を重んじるというと堅苦しい感じに聞こえるかもしれませんが、決してそんなことはありません。Our Essentials に則った振る舞いをしている限り、かなり自由にやらせてもらえる環境だと感じます。

「秩序ある自由な組織」という表現がふさわしいかな、と思っています。

700名を超える組織でありながらスピード感ある環境

オンライン動画研修サービスである「ジョブメドレーアカデミー」事業の中で、研修動画の制作をしているのがコンテンツチームです。

研修サービスの要である動画コンテンツに関して、どのようなラインナップで制作するかという方針決めから、具体的な内容の企画、講師の方との調整、撮影と編集、そして公開までを担当しています。

ディレクターや編集者に加え、多言語動画制作のための翻訳者が所属している、メドレー随一の多国籍チームでもあります。

僕は、1月からこのチームのリーダーを任せていただき、介護職の皆様に役立つコンテンツを制作するための体制づくりをしています。(入社2ヶ月の僕を信じてリーダーにしてくれた、上司と会社の懐の深さに感謝です)

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直近では、日々のコンテンツ制作の拠り所とするためのコンセプト決めや、プロジェクト管理体制の強化、各種シートの自動化、翻訳フローの改善などに取り組みました。

一筋縄ではいかないことも多く、試行錯誤の毎日ですが、チームメンバーのみなさんのおかげで、少しずつ前進しています。また、メドレーには他者に協力して建設的に仕事に取り組む方が多いので、チーム外からの親切なサポートにも度々感激しています。

今後は、早い段階でチームの土台を完成させるとともに、多くの講師の方々との関係を築いて良い企画を進めること、効率的に制作業務を行うための仕組みを整えること。その結果として、量と質の両輪でコンテンツ力を向上させることが、僕のミッションです。

業務内容は多岐に渡りますが、これまで「なんでも屋」として身につけてきた様々なスキルが活かせていることに、自分でも驚いています。まさに点と点がつながっていく感覚であり、たった数ヶ月で自分が成長している手応えを得ています。

ジョブメドレーアカデミーは、メドレーの中ではまだ小さな事業です。それゆえに、非常にスピード感を持ってアクションすることができており、とても楽しいです。規模の大きな事業を抱えるメドレーのリソースを活用しながら、スタートアップ的なチャレンジができるのは、貴重な経験ではないかと思います。

そんな僕は、こんな人と働きたい

僕が比較的早い段階でメドレーに馴染むことができたのは、カルチャーへの共感があったからだと感じています。

僕自身がこれまで大事にしてきた価値観と、先述した Our Essentials に共通点を多く見出せたこと。それはメドレーに入社を決めた理由の一つでもありましたが、実際に入ってみると、これは当時考えていた以上に重要だったと感じます。

どんな組織でも言えることだとは思いますが、組織との波長が合うこと、組織の規律の中で自然体で振る舞えることが大事だと思っています。

そういう意味では、まず何よりもメドレーのカルチャーに共感できる方と一緒に働きたいという思いがあります。

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また、メドレーには(整っているとは言いましたが)まだまだ改善して伸ばすべき部分が多々あるとも感じています。そうした改善を主導したい方、改善のアクションに協力することを厭わない方と一緒に働けたらいいなとも思います。

医療ヘルスケア領域の課題解決は、まだまだ道半ばです。地道な取り組みも多いですが、社会を少しでも良くするために、正しいことをしっかりと積み重ねていく。メドレーはそんな会社です。

僕たちと一緒に「医療ヘルスケアの未来」をつくりませんか?

絶賛採用中です!

メドレーでは様々なポジションを募集していますので、ぜひ一度採用ページをご覧いただけると嬉しいです。

とくにジョブメドレーアカデミーは、今後体制を強化して、ますます成長させていくサービスです。僕のチームでは、研修コンテンツを担当する「制作ディレクター」を絶賛募集していますので、ご応募お待ちしております。

そのほかにも様々なポジションの募集があるので、以下のページよりご覧ください。

* なお、この記事のすべての写真は感染対策に配慮しながら撮影しています


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