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つくいくサミット実行委員紹介第7弾┃こどもたちの「今」を大切に!【川合福太郎】

つくいくサミット実行委員紹介第7弾。今回はNPO法人Chance For Allの川合福太郎さん(通称フクタローさん)にインタビューしてきました。現在、『学童の兄ちゃん』として働く川合さん。実際の体験と実践について伺いました。

INTERVIEW


リベンジにかけたアツい想い

― つくいくサミットのメンバーになった経緯を教えてください!

かぐやさんからのお誘いがきっかけです。もともと、かぐやさんとは大学の先輩後輩でした。他にも当時のバイト先である学童で接点があったので互いに面識はあって。かぐやさんも自分もお互いに教育だけでない幅広い現場で、「おもしろい」と思うことをしていて、あるとき「こんなにおもしろいことしてたの!」と声をかけてくださったことをきっかけに仲良くなりました笑それからは、お互いの現場で楽しくやれたらなーと思っている関係です!

あと、去年『TABOO』というイベントにも参加していて。そのイベントでは、自分の関心分野である放課後のセッションがなくて。そこでかぐやさんにお願いし、昼休みの時間でラジオセッションという形でお話しさせてもらて、お客さんにステージにあがって話してもらったりもしました。でも、不完全燃焼感があって。

もっと、放課後に焦点を当てたセッションをつくらないと社会は変わらないと思いました。だからこそ、今回自分が中心になって考える「放課後」セッションがあるので、気合が入っています。


フクタローさんの熱い想いに迫る

―どういう経緯で『学童のお兄ちゃんになったんですか?』

今、『学童のお兄ちゃん』をやってるんですけど、実は子どもの頃学童に行ったことはなかったんですよ。7人兄弟の2番目で兄弟で遊んでて家が学童みたいという感じでした。
 だから、放課後というのにも特別課題意識を持ったことはなかったです。ただ、学生時代に学童でアルバイトをしてみて、この仕事楽しいし、下に5人兄弟がいて面倒を見ていたからこういうの向いてるなって思って。それで、これを一生の仕事に出来たらいいなと思って、『学童のお兄ちゃん』になりました。
でも、なった理由はそれだけじゃなくて。学童で働いている中で得た原体験が一つのきっかけになりました。

ーそれはどんな経験だったんですか?

子どもにとって不本意な理由で学童が使えないというのを目の当たりにしたことです。公立の学童は毎年申請しないといけなくて、来年どうなるか分からないとか兄弟でそれぞれ通る、通らないとかがあるんですよ。どうしても申し込みが多いから、その子に学童が必要かどうかが家庭の事情で優先順位が決められて選ばれるというのが実情です。
 以前、ある子に3月31日に「明日から来られないんだよね」って言われて。「じゃあどうするの?」って聞いたら、「スマホ買ってもらった」って言われて。
 大人ができることってそれだけなのかと疑問を抱いたし、自分の無力さを感じました。きっとその子は明日から学童に来られなくてその時間、スマホでYouTubeをみたりゲームをしたりして過ごす。でも、僕にできることはもうないわけですよ。

ーこういった経験をしたフクタローさんが『放課後のセッション』で届けたいものはなんですか?
こういうことがあって、子どもたちを取り巻く社会とか家庭とかに対して子どもに寄り添ってないな優しくないなと思いました。これは、今回だけの話じゃなくて全国で起こっていることで、でも語られにくいんですよ。そうやって、子どもの遊び場や仲間が失われていく。
 子どもにとって不本意な理由で学童が使えない。これはよくある話です。でも、民間の学童には補助金が全然降りないし、新しい施設は全然立たない。だから、あんまり行政が本気で向き合ってるようには感じられない。これは全国の課題としてありますね。自分たちに補助金が出るとか出ないとかではなくて、それによって子どもたちの居場所が遊び場が失われて行くことを危惧しているんですよ。

子どもたちが「今この時」を楽しめる社会を実現したい

― フクタローさんにとって理想の社会とはなんですか?
日本の子どもたちが幸せな社会をつくっていきたいです。そのために、日本一の学童をもっと広めたり、無料で参加できる子どもの居場所づくりをしています。
そもそも、学童の時間って効果がわかりにくいものだし、即時性がないものなんですよ。だから、どうしても目を向けてもらいにくかったり、効果はどうなのか?と聞かれてしまう側面があります。でも、それは本質的なところに目を向けられてないんじゃないかなって。だから、その見方以外もあるんじゃない?というところ含めてもっと全国に伝えていきたいなとおもっています。

フクタローさんのプロフィール
年齢:24歳
所属:NPO法人 Chance For All
出身地:埼玉県
趣味:麻雀、将棋、サッカー、バスケ、野球、音楽、ギター、ピアノ、歌うこと、作曲、読書、お笑い、落語、社会課題について考えること
特技:ギター、歌、落語、ジャグリング
座右の銘:地球にとって最大の脅威は、誰かが救ってくれると信じていることである。
フクタローさんのSNS
Instagram: https://www.instagram.com/fukutaro_tbh/
X: x.com/fuku_tbh?s=21&t=O-el_HEHuv8izA-jUZaVlg

イベント概要


日時:2024年7月15日(月・祝)開場 9:00~17:00
会場:茗溪学園中学校高等学校
ゲスト登壇者一覧:https://note.com/embed/notes/n01368234e0ec
チケット価格
一般:1,000円
大学生・短大生・専門学生:500円
高校生以下(18歳以下):無料
※無料チケットも購入をお願いします。
応援チケット(若者を応援したい人向け):5,000円
VIPチケット(アフタートーク(20分間)で登壇者とお話できます):20,000円
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