【連投記録】憲法改正の行方「緊急事態条項」【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】by @kuu19660622 さん #ヤバすぎる緊急事態条項 #緊急事態条項
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2016年3月18日に報道ステーションで放送された この特集は、いまや名作と言っていいのかもしれません。今、目の前にある危機。改めてツイートさせていただきます。連ツイですʕ •́؈•̀ ₎
憲法改正の行方「緊急事態条項」
【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/8zHL4qapEu
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古舘伊知郎さん
「憲法改正というものが徐々に徐々に視野に入ってまいりました。ならばあの緊急事態条項から動いていくのではないかということに関して、もっともっと議論が必要なのではないか。専門家の間ではドイツのワイマール憲法の国家緊急権、この教訓に学ぶべきだという声があがっている」 pic.twitter.com/AhmUlnZpSm
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古舘伊知郎さん
「国会緊急権を悪用するかたちで結果ナチの台頭があった。もちろん日本でナチ、ヒトラーのようなことが起きるなんて到底考えておりません。しかしながら将来、緊急事態条項を日本で悪用するような想定外の変な人が出てきた場合、どうなんだろうということも考えなければ...」 pic.twitter.com/FE88s0CDWH
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第一次大戦後、今から100年前の1919年、当時 最も民主的と言われたワイマール憲法がドイツの国民劇場で制定された
古舘伊知郎さん
「第1条は もちろん国民主権。そして男女平等、思想信条の自由、その基本的人権を尊重する。日本国憲法も大きく影響を受けたわけです」
しかし、そのわずか7年後 pic.twitter.com/m5fdBaoMW2
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ワイマール憲法制定から僅か7年後の1926年（同じ場所で）第2回ナチ党大会が開かれた。
古舘伊知郎さん
「アドルフ・ヒトラー。ナチ=国民社会主義ドイツ労働者党を率いて独裁体制のもと第二次大戦を引き起こして、ユダヤ人の大量虐殺という大惨事を生んだ。」#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/8OowxU7EK0
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古舘伊知郎さん
「でもヒトラーは、軍やクーデターで独裁を確立したわけではありません。合法的に独裁を実現しているんです。実は、世界一民主的なはずのワイマール憲法の一つの条文が、独裁につながってしまった。そしてヒトラーは、ついにはワイマール憲法自体を停止させました。」 pic.twitter.com/4tCWmajnwz
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古舘伊知郎さん
「ヒトラー独裁への経緯というものを振り返っていくと日本がそんな風になるとは到底思いません。ただ、いま日本は憲法改正の動きがある、立ち止まって考えなくちゃいけないポイントがあるんです」#ヤバすぎる自民党の憲法改悪#ヤバすぎる緊急事態条項
2016.3.18報道ステーション pic.twitter.com/l5LcPbVrz4
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古舘伊知郎さん
「当時のドイツは、第一次大戦に負けて巨額の賠償を抱え込んだ。しかし経済においては 一旦は立て直すことができた。
その後です、世界恐慌が起きてしまった。失業者が町に溢れた。更には失業していない人々の心の奥にも失業への恐怖というものが渦巻いていた。」 pic.twitter.com/8xIPCV6BwP
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古舘伊知郎さん
「そういうなかでヒトラーは“経済対策”と“民族の団結”を前面に打ち出していった。そして表現がストレートだった。『強いドイツを取り戻す』『敵はユダヤ人』だと憎悪を煽った」
憲法改正の行方「緊急事態条項」
【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/t8OMeUeGwh
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古舘伊知郎さん
「演説が得意だったヒトラーは、反感を買う言葉を 人受けする言葉にするのが上手かった。例えば、独裁=『決断できる政治』、戦争の準備=『平和と安全の確保』といった具合です」
ヒトラー
＜平和を愛すると共に、勇敢な国民になってほしい＞
＜この国を軟弱ではなく強靭な国に＞ pic.twitter.com/V7eiZ1CXOf
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ヒトラーの腹心ヘルマン・ゲーリング
『国民は指導者たちの意のままになる。それは簡単なことで、自分たちが外国から攻撃されていると説明するだけでいい。平和主義者に対しては、愛国心が無く国家を危険にさらす人々だと批判すればいいだけのことだ。この方法はどこの国でも同じように通用する』 pic.twitter.com/xfUlmezDVE
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古舘伊知郎さん
「ドイツの憲法は世界一民主的な、あのワイマール憲法ですよ。独裁なんてものは許されるわけがないんです。じゃあ、ヒトラーはどうしたんだ？実は、使ったのはワイマール憲法の第48条＜国家緊急権＞というやつなんです。これがポイントです。」#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/DX1PbsPrnh
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ワイマール憲法 第48条【国家緊急権】
大統領は公共の安全と秩序回復のため 必要な措置を取ることができる
古舘伊知郎さん
「大統領が、なんと、一時的には 何でも出来ちゃう、という条文だったわけです。この条文がヒトラーに独裁の道をついに開かせてしまった。」#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/0hEnMRKKV7
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＜ヒトラーは権力掌握のために、国家緊急権をどう巧妙に使ったのか＞
1933年 ヒトラー首相就任
古舘伊知郎さん
「共産党が全国ストを呼びかけていた、それを見るや（1回目の）国家緊急権を発動。集会と言論の自由などを制限。政府機関を行う政党の集会やデモ、出版をことごとく禁止した。」 pic.twitter.com/dJAhD7IDzY
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古舘伊知郎さん
「有名なベルリンの国会議事堂が放火されるという事件が起こった。ナチの自作自演だという話もあるが、ヒトラーはこの放火事件を共産党の国家転覆の陰謀として2度目の国家緊急権を使った。今度は あらゆる基本的人権を停止した。司法手続き無しで逮捕もできるようにしてしまった」 pic.twitter.com/EHgcVQOSfq
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野党は もはや自由な活動はできなくなった。
当時、父親が野党の市議会議員だったローラ・ディエールさん
「当時は（メディアも含めて）思っていることを口に出すことは許されなかった。ナチはそこを最も重視していました。ナチ政権について思っていることなど誰も口にできませんでした。」 pic.twitter.com/a1hENdtrE5
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当時の共産党の党首（突然逮捕され 後に殺害された）のお孫さん
「母は強制収容所に連行され、拷問やひどい暴力を受けました。民主的に選ばれた政権であっても、憲法の条文によって独裁者に変わる可能性があるんです。この歴史を二度と繰り返してはいけません。」#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/W5dNZ5M4PB
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古舘伊知郎さん
「当時のドイツの政情は左翼勢力・右翼勢力の対立が激しくなって 各地で暴動や反乱が繰り返されていた。そんな中でヒトラーの国家緊急権行使を後押ししたのは、保守陣営と財界でした。財界もナチのことを好きではなかったが、何よりも共産主義勢力の盛り上がりを怖がっていた。」 pic.twitter.com/z78kPguYI1
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ドイツ連邦憲法裁判所
ディーター・グリム元判事
「ヒトラーは国家緊急権で自由を廃止し野党の息の根を止めました。それが民主主義と議会の終焉につながったのです。この憲法で まさか独裁者が誕生するなど思いもしなかった。でも実際に独裁者は誕生した。それは想像を超える世界でした。」 pic.twitter.com/UGBDJXOycR
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古舘伊知郎さん
「野党が自由を奪われた選挙ですから、ヒトラーは議席を増やして、いよいよ仕上にかかろうとします。恫喝と懐柔策を駆使して 反対派を従わせて 議会の3分の2までおさえて成立させたのが...」
＜全権委任法＞
国会の審議を経ず 政府が憲法改正まで含めて 全ての法律を制定できる pic.twitter.com/xKwV3pBxrm
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古舘伊知郎さん
「（全権委任法が成立された）この瞬間、世界一民主的な憲法のもとで 合法的に独裁が確立したんです」
「ここはブーヘンヴァルト強制収容所です。ここには25万人のユダヤ人の方々が収容されました。そしてまた同時に、ナチが敵とみなした共産党をはじめ多くの野党の人達も...」 pic.twitter.com/4IusZqQdA7
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※古舘さんが収容所の中に入りますが、遺体の映像はカットしています。生存者の映像は出ます。
生存者は、身体に肉がほとんど無い骨と皮だけの状態だった。この惨状を見たワイマールの市民らは『知らなかったんだ』と。しかし収容者達は怒りをあらわに叫んだ。
『いいや あなたたちは知っていた』 pic.twitter.com/Ygz7r3F9pI
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古舘伊知郎さん
「当然 日本でこんな事が起きるなんて考えられません。でも気になることがあるんです。自民党が発表している憲法改憲草案には＜緊急事態条項＞という条文が書き込まれているんです。
【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】#ヤバすぎる緊急事態条項#ヤバすぎる自民党の憲法改悪 pic.twitter.com/XSP9DwShwd
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古舘伊知郎さん
「ここでいう緊急事態というのは 大規模な自然災害だけではなく、外部からの武力攻撃、社会秩序の混乱などと位置付けてですね、この緊急事態の際に、ここです⬇︎
＜緊急事態の宣言の効果＞
内閣は法律と同一の効力を有する
政令を制定することができる
と規定しているんです」 pic.twitter.com/XDl2sUC1kL
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自民党改憲草案を読んだミハエル・ドライアー教授は「この内容はワイマール憲法48条（国家緊急権）を思い起こさせます。内閣の一人の人間に利用される危険性があり とても問題です。一見 読むと無害に見えますし 他国と同じような緊急事態の規則にも見えますが、特にチェックが不十分に思えます」 pic.twitter.com/CXf2GBhL8a
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ドライアー教授
「このような権力の集中には 通常の法律よりも多くのチェックが必要です。議会からの厳しいチェックができないと悪用の危険性を与えることになります。なぜ一人の人間 首相に権限を集中しなければならないのか。首相が直接介入することができ、更に一定の財政支出まで出来る。」 pic.twitter.com/ZI0cutYhRH
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ドライアー教授
「民主主義の基本は『法の支配』で『人の支配』ではありません。人の支配は性善説が前提となっているが 良い人ばかりではない。民主主義の創設者たちは人に懐疑的です。常に権力の悪用に不安を抱いているのです。権力者はいつの時代でも常にさらなる権力を求めるものです。」 pic.twitter.com/oHtcmPbM97
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ミハエル・ドライアー教授
「日本はあのような災害（東日本大震災）にも対処しており、なぜ今 この緊急事態条項を入れる必要があるのでしょうか」#ヤバすぎる緊急事態条項#ヤバすぎる自民党の憲法改悪
憲法改正の行方「緊急事態条項」
【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】 pic.twitter.com/pe4NctxWK4
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＜自民党憲法改正草案 第99条＞
緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる
自民党Q&Aには『具体的な内容は法律で規定する。内閣総理大臣が何でもできるようになるわけでは決してない』と書かれているが専門家は... pic.twitter.com/53YsTtQz17
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憲法学者 早稲田大学 長谷部恭男 教授
「自民党の緊急事態条項に関する問題点は、他国の緊急事態条項と比べても宣言をするときの要件が甘すぎる。確かに武力攻撃や大規模な自然災害、例示はあるんですが、結局のところは法律に丸投げしているんです。」#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/ZZRSBDMAEp
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憲法学者 早稲田大学 長谷部恭男 教授
「しかも“首相が特に必要と認めれば”と。これはもう客観的というよりは“内閣総理大臣がそう思えば”という主観的な要件になっています。ここも非常に甘い。それから宣言がなされると その後に内閣は法律と同じ効力をもつ政令を出せるということになります。」 pic.twitter.com/3J1oIqDqyW
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「法律というのはいろいろ重要なことを決めています。例えば身柄を拘束される場合 あるいは刑事裁判はどう行われるべきか これは刑事訴訟法という法律で決まっていますが、それが政令で変えられると。そうなると人身の自由がどうなるか。場合によっては令状なしで拘束も」 pic.twitter.com/ZRrfsxXYVC
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古舘伊知郎さん
「今そんな急に疑わしきは全部とっ捕まえちゃう そんな事はないだろうと思いたい気持ちはあって当然なんですが、ずっと先の将来にとんでもない政権や とんでもない事になっていた時にいまの政令みたいな事を言ったら、昨日までと全く違う世界で身柄をとられる事はあり得ますよね」 pic.twitter.com/oiUaKP7HJC
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「そういう道（独裁）を少なくとも起こりにくくしようと思うのであれば裁判所によるコントロール その道を開いておかなければならない。世界各国どの国でも緊急事態条項を活動する時には 裁判所のコントロールを置くということは、いわばグローバルスタンダードなんです」 pic.twitter.com/wbf7HpGqwx
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「ただ 日本の問題点は、日本の最高裁は統治行為の法理をとっている。高度に政治的な問題に関しては 裁判所は独自に判断しない、政治部門の言うことを丸呑みにする、そういう考え方。これでいえば衆議院の解散さえ合憲であるかどうか政治部門の結論を丸呑みという事です」 pic.twitter.com/UF4xqwxyST
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「緊急事態条項、必要なのかどうか。一旦発動された後に どういう政令が必要になるのか、果たして裁判所がきちんとコントロールしてくれるのか、そこのところが大変おぼつかない」
「厳格にしたとしても第三者の立場からの裁判所のコントロールが無いなら結局は同じこと」 pic.twitter.com/lVhnUzjO6O
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古舘伊知郎さん
「かねてより長谷部さんは、憲法に緊急事態条項を入れなくても 必要とあらば法律を改正したり、新たな法律をつくればいいんで、憲法に緊急事態条項を入れなくていいんじゃないか、ということをずっと仰ってますよね。」#ヤバすぎる緊急事態条項
憲法改正の行方「緊急事態条項」 pic.twitter.com/FSqJub8GQN
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「2015年11月に大規模なテロが起こったフランスは、非常事態宣言を出しているが、この非常事態宣言は実は憲法に基づいたものではありません。非常事態法という法律に基づいて必要な措置がなされているわけです。」
【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】2016.3.18 pic.twitter.com/RtTMCupvRy
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「日本でも すでに災害対策基本法（大規模災害に対処する、応急措置を定める）という法律もあれば 有事法制など、いろいろ整備はされていますので、本当に必要であれば まず法律のレベルで何が必要か それをまず考えるべきだと思います。」#ヤバすぎる自民党の憲法改悪 pic.twitter.com/NKnGOnOhtF
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古舘伊知郎さん
「一方で、どの国だって緊急事態条項的なものはあるんだという声もあります。それも勿論ちゃんと聞かなきゃいけないと思うんですね、でもその場合にフランスやドイツだとか いろいろ見てみると そういうものとは どう日本は違いますか？この（自民党改憲）草案と。」 pic.twitter.com/busS8h9Lwu
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— くうʕ •́؈•̀ ₎🌐 ᑎO ᗯᗩᖇ 🌐 (@kuu19660622) March 2, 2019
憲法学者 長谷部恭男 氏
「それぞれの国が緊急事態条項を憲法においているのは、その国の事情なり経緯がある。例えばドイツの場合は連邦制国家で、政府の権限が中央政府と州の政府、極めて厳格に分かれている。だから緊急事態には州の政府の権限を中央政府に吸い上げる必要がある。」 pic.twitter.com/9Ft31kKJrZ
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古舘伊知郎さん
「緊急事態だから より中央政権を強めなきゃいけないんですね？」
長谷部恭男 氏
「ただ、日本は連邦制国家ではございませんから、そういう事情は当てはまらないと思いますね」
憲法改正の行方「緊急事態条項」
【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】 pic.twitter.com/vhpp2vk7nP
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「フランスの場合、現在の憲法第16条 大統領に権限を集中すると、そういう緊急事態条項あるんですが、ただこの第五共和制憲法というもの自体が、実はアルジェリア危機 特定の危機に対応するためにできた憲法という色彩が非常に強いです。」#ヤバすぎる緊急事態条項 pic.twitter.com/dS6eCj1Fpz
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憲法学者 長谷部恭男 氏
「ですから（フランスの緊急事態条項は）いわゆるアルジェリア危機に対応するための特別仕様として出来上がった条項ですので、歴史を見ると この16条の条項というのはアルジェリア危機に対応するために、ただ一度使用されただけ。その後は一度も使用されていません。」 pic.twitter.com/f998wq43hN
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古舘伊知郎さん
「とにかく立ち止まって、じっくり議論をする、考えてみるということが、この条項に関しては必要ではないか、その思いで特集を組みました。」
憲法改正の行方「緊急事態条項」
【ワイマール憲法が生んだ独裁の“教訓”】#ヤバすぎる緊急事態条項
連ツイ以上ですʕ •́؈•̀ ₎ pic.twitter.com/wSUpA5MMgf
Togetter版
関連まとめ
noteをご覧くださりありがとうございます。基本的に「戦う」ためのnoteですが、私にとって何よりも大切な「戦い」は私たち夫婦のガンとの戦いです。皆さまのサポートが私たちの支えとなります。よろしくお願いいたします。