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寧夏夜市のScan2Pay

はじめに: 新しい決済方法があるようだが…

2023年5月13日。コロナ禍を潜り抜けて3年ぶりに台湾に遊びに行けた。久しぶりの夜市として寧夏夜市に行ったのだが、いつもより早い20時ごろに行ったためか本当に人が多い。中央の通路は人が一杯で進まず、道路両側の店の裏手も、人気のお店の列が延びている。ほとんどの人はマスクをきちんとしているが、ソーシャルディスタンスなどどこ吹く風でとても楽しそう。
その中をそぞろ歩きしていると、なんだか全ての屋台に同じQRコード決済の看板がぶら下がっている。日本でPayPayやLINE Payなどが始まる遥か前からAlipayやWechat Payが使えていたけど、なんだかそれらとも違う。 Scan2Pay とか書いてある。どうせ外国人旅行者は登録できず使えないんだろうと思いつつも、QRコードの下に悠遊卡のマークやクレジットカードのロゴ、そしてApple Payのロゴまであるので何だか気になる。
どうせ列も進まないのでスマホで調べてみるも良く分からん。同じ名前の違うモノも出てくる中、アプリもあるしScan2PayのWebサイトも見つかるけど良く分からない。私は中国語は全くできないけど日本人として漢字は読めるので意味を推測すると、アプリはお金を払う方ではなくお金を受け取るお店用のものに見える。Webサイトも良く分からん。(←これはその時わからなかっただけで、後から見るとちゃんと使い方が説明されていた。)日本語では全く情報が出てこず、中国語で調べても今一つわからない。なんか、寧夏夜市の組合?みたいなところがまとめて導入したような事が書かれているように思えた。
悩んでいても仕方が無いので、1 NTDくらい払って試してみようと思う。適当なお店のコードをスキャンして進んでみると、なんか行けるんじゃね?
ではとばかりに、お店の実際の支払いに試してみることにした。

使い方: 超簡単

日本人旅行者でも超簡単にApple Payで払えた。

  1. 店頭のQRコードをカメラでスキャン

  2. ブラウザに次のようなお店の名前と使える決済方法の画面が出るのでApple Payをタップ

  3. そして金額を入力する画面が出るので入力。屋台で金額が良く分からない場合はお店の人を信じて入力してもらう

  4. そしてApple Payをタップするといつもの顔認証が行われる

  5. 認証が通ると次の画面になるのでお店の人に見せる。これでおしまい。  

ユーザ登録の必要も無く、いたってスムーズに使用出来て良かった。もっと普及して欲しい。

注意

  1. 十中八九関係ないと思うけど、私のスマホの電話回線は旅行者用ではなく現地の人向けのずっと使い続けられるプリペイド回線。旅行者用のSIMやローミングで問題ないかは不明。

  2. そもそも夜市だから関係ないけど、レシートの宝くじには対応していないように思える。

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