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新年度みんなどうしてる?と月末でもドヤ顔で聞ける人(びと)

季節で言えば3シーズンぶりのnoteになってしまった。

このnoteには “Twitterにおさまるほどの文量じゃないけど、わざわざネットラジオに持ってきてまで話すようでもない事” を載せると宣っていたのだが、やっぱり大体の出来事はTwitterかラジオで話しちゃったほうが早い。

お!これはついにnoteに載せられるぞという出来事もひとつだけあったのだが、
いざ書き出してみるとそれは意外と人と人の繊細な機微の話で、
これはとても気軽な作業じゃない。もしこれを上手くまとめられたら一端の文豪になれてしまうとすら思い始め、結局書くのを諦めてしまった。

最近、noteをちゃんと更新出来てる人には尊敬を超えて畏怖の念すら抱いている。
慣れない作業をする時、「自分はたぶん人よりも時間がかかっている」という思いがやる気を削いでくる。
しかし今度こそ僕は書くぞ、書ききるぞ、noteを。

僕は今、poe+(ポエプラス)という事務所に所属している。
演劇系コントの舞台にも出演する俳優さん、モデルさん、タレントさん、アナウンサーさん……あらゆる分野で活躍する先輩方が所属する事務所に、ありがたいことにご縁があって去年から所属させて頂いている。(前回のnoteの記事後に、以前所属していた事務所は事実上の解散となった)

そして先日、新たな宣材写真をバッチリ撮影してもらいました。こちらです。

撮影 瀧川やよい  ヘアメイク 伊澤聖奈


所属事務所が変わり、生活のリズム感(?)が変わったと思う。
もちろんコロナ禍から状況が変わったというのもあるが、
オーディションへ行く機会が以前より増えて、スケジュールの捉え方みたいなものが少しずつ変わってきた。

オーディションへ行くと、いろんなことが起きたり、いろんなことに気づいたりする。

例えばエントリーシートを書く時の字を、もう少し上手く書けるようになりたいなとか。
自分の趣味・特技がイラストってやっぱり、汎用性が低いのかなとか。
父親役を演じる時、子役の子から見て自分は頼もしい父親に見えてるのかな、とか。

その時々で色んな人の括り、色んな形のふるいにかけられるので、
舞台公演が続いているモードの自分では気づきにくかったことがめちゃ気になったり、
次はこうしてみようということを帰り道にぼんやり考える。

この職業、才能があることを見せる(ようにふるまう)ことは必要かもしれないけど、
実際は才能よりも圧倒的に“経験があること”のほうが有利になることが多く、
数やること、取り組むチャンスがあることが人を成長させる一番の糧なんだな…とか実感したりする。

先ほど載せた宣材撮影の時も。

同じ日に複数人で、1人ずつ順番に撮影してもらったのだが、
まず先にモデルさんが撮影をし、僕はメイクをしてもらいながらその撮影する音だけ聞いていると、
シャッター音と掛け声が「パシャ、ハイ!パシャ、ハイ!パシャ、ハイ!…」とリズミカルなテンポで聞こえてくる。

この時僕は正直、あ、このテンポ感でやるんだ…!とビビってしまった。

次に僕の番が来て、「じゃあ早速撮ってみましょう、パシャ……」と一枚撮ると、
僕のビビりがまさに固さとなってパソコンに表示される。

少しの静寂の後、「厚木君は基本的にポーズを指定、固定しながらゆっくり撮ってゆきましょう」ということになった。

そこから時間をかけて、「スイッチ入りましたね!」「厚木スイッチ入りました!」というたくさんの言葉の魔法もかけてもらいながら、
500枚以上のほぐしにほぐされた宣材写真を撮って頂いたのだった。
その節は本当にありがとうございました。

こうして自分の新年度のテーマには【写真撮られ慣れ1年生】という項が追加され、
写真撮られ慣れてる人と、それからnoteをコンスタントに更新出来る人には近くて遠い、身近な偉人として、
僕は畏怖の念を抱き続けることになったのだった。

写真撮られ慣れ人(びと)、note更新人(びと)、機会があったら教えてください。それではまた。

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