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松尾芭蕉と「ひょっこりひょうたん島」と吟遊詩人熱

歌って踊れる吟遊詩人になる!がライフワークの一つの神鳥です、こんばんは〜♪(時によって吟遊詩人だったり、ファシリテーターだったり色々です)

気がつけば20年くらい「松尾芭蕉のようになりたい」と言い続けていて、いつか旅しながら仕事(という名前の創造的関わり)がしたいなぁと思い続けてきた。リモートワーク全盛時代まであと一歩。私の時代がきました・笑

って、書きながら思ったんだけど、もしかして松尾芭蕉さんて、コロナとか関係なく誰より早くリモートワークやってたんちゃう・・・・???おおさすが大先輩。

亡くなる直前に芭蕉さんが詠んだと言われている歌

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

という生き方を私もしたいなぁと思ってます(^^


で、今日は何を言いたいかっていうと、「ひょっこりひょうたん島」の歌が最近ツボすぎて、弾き語りが楽しすぎて家で歌いまくっている話なんですが

ひょっこりひょうたん島は、架空のお話です

1960年代にNHKの人形劇で5年間も放映されていたらしい人気番組ですが、私が生まれる前に終わってたので見たことがありません。(再放送してたのかなぁ。それも見た記憶はありません)話もWikiレベルしか知りません・汗
なのに、歌だけ知ってる理由は不明です。

何がそんなに(今更私にとって)ツボなのか、二つ検証しました。

検証①「ひょっこりひょうたん島」のメロディは変化に富む

短い一番の中で、転調が三回ある、それも明らかに「転調」っぽいインターバルを挟まず一気に持っていくとこが、神業。1960年代の歌だよこれ。
私なりに簡単に、キーになってるコード進行を聴音すると

Aメロ E♭m => A♭m
Bメロ B♭m => D♭maj
Cメロ B♭m => E♭m
※このE♭m はサビにかかるのでサビとも言える
サビ B♭m

たった1分くらいの中で転調三回よ。ドキドキするよ。あなた曲としてのアイデンティティはどこなのよ。多分B♭mだよね。でもさでもさ、始めはE♭mだったじゃん。しかもAメロからいきなりA♭mに浮気したじゃん。で、結局B♭mなの?マイナーなの?Bメロで一回メジャーに行ったじゃん。そんでまたマイナーB♭mに戻るって、一体どういうことなの?その期待は何なの?元鞘なの?

・・・心の声をだだ漏れにしていましました。笑

検証②「ひょっこりひょうたん島」の言葉は誰でも分かる颯爽感だけで出来ている

以下、歌詞は井上ひさしさんとの共作です。

波をチャプチャプチャプチャプかき分けて
雲をスイスイスイスイ追い抜いて
ひょうたん島はどこへ行く 僕らを乗せてどこへ行く
丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている
苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ
だけど僕らはくじけない 泣くのは嫌だ笑っちゃおう
すすめ ひょっこりひょうたん島(×3)

That‘s ALL

音(メロディ)の巧みな転調しまくりに対して、言葉は超絶シンプル!

だから、情景が目に浮かぶよね。テレビ番組見てなくっても歌詞を辿ると、なんか「ひょっこりひょうたん島」っていうのに乗ってどっか行ってる自分の冒険者的立ち位置が、視覚イメージで目に浮かぶ。そして私は海が好き。

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うわぁーーどっか行きたい!

ってフツフツと込み上げるものがあるのですよね。

これ多分、子供の頃からずっとそうで、物理的であれ精神的であれ「自由」への欲求が比較的高かったんだと思います。

つまり、何が言いたいか。

旅に行きたいんだよううううーーーー笑笑・涙涙

ではなくって、変化や未知に対する私の興味関心度は恐らく子供時代から先天的に持っていたものだと考えられます。あと、自由への欲求も。

転調する曲は直ぐ耳に残るし、それをピアノで再現しようとして
「うわーーーー黒鍵メジャーマイナーコード転調の鬼すぎるーーー!」
って悶えていた中学時代を思い出した。笑

だから多分世界一周したんだと思います

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ということで今月は。
吟遊詩人になる修行のために!
旅行に行くことにしました。
乞うご期待。何をだろう。。。

※仕事も一緒に持って行きますよ。松尾芭蕉さんに追いつくぞー
えいえいおー٩( ᐛ )و

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