“ビジネスは言ったもん勝ち”みたいな風潮に物申す
こんにちは!今回は、“ビジネスは言ったもん勝ち”みたいな風潮に物申すというテーマでお話ししたいと思います。
“言ったもん勝ち”以外にも、
“早いもん勝ち”
“やったもん勝ち”
みたいな言葉もあるかと思いますが、ポジティブに捉えられている表現の方が多いのかなと…。
今回は、この“言ったもん勝ち”の中でも、自分が言うことによって得をするかもしれないけれども、言われた相手が損するのを分かって“言ったもん勝ち”を使っている人が多くないですかということへの警鐘で、自分がそうなってないかを戒めるためのnoteにしたいなと思っております。
私も自分のビジネスの体験なんかをこちらで書かせていただいていますが、最近では割と多くの人がSNSで自分がいかにビジネスで成功しているかというのを発信していますよね。
YouTubeでもビジネス系YouTuberという方が出てきて、顔出しで自分のビジネスに関して語って再生回数を伸ばしていたり、TwitterやInstagramなどでも、そういった方が多くのフォロワーを獲得していたりします。
私も色々なビジネスの発信を読んだり聞いたりしているので、中にはすごいと思える人もいたりしますが、大半の発信者に関しては、
『こんなこと言ってるだけで、大したことないな…』
って感じてしまうことが多いです。
大したことないと感じてしまう発信者には以下の2つタイプがあると思っていて、
①自分の自慢話に終始してしまう人
②発信をきっかけにフォロワーからお金を得たい人
先ずは、
①自分の自慢話に終始してしまう人
に関して、ちょっと混み合ったファミレスとかで注文しようとするお客さんを例に挙げて説明してみます。
混み合ったファミレスだと、小さな子が騒いでいたり、色んな席で店員さんが呼ばれていて、中々自分のオーダーをスムーズにとってもらうことって難しいですよね。
そんな中、明らかに他の席で呼ばれていて、そこに向かっている店員さんに声かけしたり、他の席のお皿を下げていて、注文票なんて持っていない時にオーダーしようとしたり、自分がお客という意識が強いのか、相手の都合をお構いなしで呼びつける人っていませんか?
店内が混雑しててお店も狭く、他のお客さんの声で騒がしいところでは、多少強引でも大きな声で店員さんを捕まえる必要はあるかもしれませんが、仮にこれが静かなバーであれば、大声で店員を呼ぶのは不相応ですよね。
こういった方は静かなバーだから、ちょっと他のお客さんにも迷惑がかかるしみたいな配慮をせずに、ただ自分が注文したいから大声で呼びつけるみたいな思考の人もいるのかなと…。
SNSの発信で、YouTubeだと再生回数、Twitterだと、いいねやフォロー数など、数字を追いかけるためだけに発信している人は、大声で呼びつけるみたいなイメージが重なります。
ご自身は相手に役に立つ情報を発信しているつもりかもしれませんが、発信というのはポジショントークで受け手の状況によっても変わるものなので、すべての情報が有益とは限りません。
まぁ、最近のファミレスだと自分の席からタブレット端末で注文できたり、呼び出しボタンがあったりしますので、店員を呼ぶこと自体も少なくなってるとは思いますが、自分が届けたい内容を届け先の相手の状況を見極めて発信できると、受け手は自分の声に耳を傾けてくれるという一例として受け止めていただければと…。
続いて、
②発信をきっかけにフォロワーからお金を得たい人
に関してですが、
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結局、良さげなことを言っていても、こんなフレーズが出てきたら要注意!
わざわざ不特定多数のただ自分のSNSをフォローしてくれた人を楽に稼がせる義理はありませんよね?
こういう方は、結局、今の自分のビジネスがずっと継続して続かないことを理解しているので、今のビジネスが立ちいかなくなった時のために、
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こんな言葉に騙されて、見ず知らずの自分を信じてくれる赤の他人を利用しようとしているのです。
こういう方の中には、ある程度ビジネスで成功体験がある方も含まれるので、中々見分け方が難しいですが、自分もビジネスの主戦場にしているゲストハウス事業についてだけ、簡単に触れてみると以下の通りかなと…。
民泊は儲かると言い切っている人
無料のメルマガで民泊の仕方教えている人
自分の民泊施設をサイトに公開していない人
こんな人からのアドバイスには慎重になるべきでしょう。
無料のメルマガで民泊の仕方を教えて、それ通りにやったのに儲からないとクレームきたらどう対応するのでしょうか?
民泊施設を運営していますって発信する人がそもそもその施設を紹介しないで稼ぎ方を教えるっておかしいですよね?
自分の施設に宿泊してくれたらお金稼げるのにって思ってしまいます。
ちなみに私が運営している施設は以下になります笑
こんな感じで、変な感じの“言ったもん勝ち”が横行している中、
正しい“ビジネスの言ったもん勝ち”とはどういう状態かというと、
今、自分ができること、得意なことだけではなく、できないことや弱みなども併せてきちんと把握して、それをこと細かく伝えるということかなと思っております。
そうすると、自分が抱えている問題を解決してくれるパートナーが見つかるかもしれません。
私自身、こちらのnoteに投稿して、今の税理士さんと出会いました。
出会うと言っても、こちらが一方的にnoteで知ってフォローして、毎週金曜日にnoteを投稿していたのを読ませてもらって、勝手に自分の仲間にしたいと思ってDMを送らせていただき、実際にお会いし、税務の顧問契約をさせてもらった感じですが…笑
話が少し脱線してしまいましたが、ビジネスにおいて、確かに“言ったもん勝ち,早いもん勝ち,やったもん勝ち”というのは存在しますし、これらをすることによってアドバンテージを得ることはあると思いますが、それをすることで他の人に対して不利益を被るようなことであれば、最後にしっぺ返しが必ずきます。
相手があってのビジネスなので、相手をいかに儲けさせるかを考えながら、行動していくというのを意識すると良いと思います。
今回は、“ビジネスは言ったもん勝ち”みたいな風潮に物申すというテーマでお話しさせていただきました。
それではまた!
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