なぜ愛媛でゲストハウスを作ろうとしたのか?

こんにちは。
東京で広告制作の仕事をしながら、
愛媛県松山市で1日1組限定のゲストハウスを運営している大塚です。

今回は、
「愛媛でゲストハウスを運営しているんですよ!」
って言うと必ず聞かれるところを掘り下げていきたいと思います。

なぜ愛媛でゲストハウスをしようと思ったのか?

という質問と、それに続けて、
「生まれが愛媛?親戚がいるの?大学が愛媛?」
などと矢継ぎ早に聞かれる質問について答えると、

結論は、何の縁もゆかりもないです。

身も蓋もないですね…笑

ただ、東京、札幌、名古屋、京都、大阪、博多、沖縄以外で
ゲストハウスをやろうかなと思ってました。

上記の都市だとライバルが多くて競合に負けちゃうと思ったので、

単純に民泊だとターゲットは訪日外国人で、
訪日外国人に人気が出そうな場所で、今はあまり認知されないところで
探そうと考えました。

ゲストハウスの立地で重視した4つの点

・既に民泊が流行っている都市は外す(ライバルが多すぎる)
・東京からアクセスしやすい(自分が行きやすい)
・海外からアクセスしやすい(国際空港がある)
・分かりやすいアイコンを持っている(その土地を想起しやすい)

上記のポイントを踏まえ、訪日外国人旅行者に人気の
日本のガイドブックなどを参考にすると、
どうやら四国が良さそうだなと…

そこからは
徳島(阿波踊り)、香川(うどん)、愛媛(道後温泉)、高知(坂本龍馬)の
どこが良いかを掘り下げていきました。

東京からアクセスしやすいというと
どの県も羽田空港から直行便が出ていてアクセスしやすいのですが、

実際に頻度が多くなると、ANAやJALだけ使って往復すると
交通費が馬鹿になりません。(往復で5万程度)

かと言って、夜行バスとかですと、耐えられないですし…笑

そんな中、香川県と愛媛県は、
LCCのジェットスターが成田からですが就航していて、
安い時期だと、片道数千円で東京からアクセスできるのと、

国際空港として、
香川県の高松空港がソウル、上海、台北、香港に就航していて
愛媛県の松山空港がソウル、上海に就航していて、
翌年に台北への就航が決定してたので
この2県に絞って物件を探そうと考えました。

こういう風に書いていくと
トントン進んでる感じで、

「行動力があって良いなぁ…、自分じゃ真似できないよ」

って言われる方も結構いて、
そういう人たちに必ず伝えるのが、

「目標の前に明らかに大きいニンジンをぶら下げて、動きたくする」

ということです!

行動力が無いと嘆く人は目の前に明らかに大きいニンジンをぶら下げろ!

この明らかに大きいニンジンというのが、
行動しないとダメだよなぁ…って思わせるポイントです。

例えば、
先ほど訪日外国人向けの日本のガイドブックを参考にした話で、

一番有名なLonely Planetのペーパーバックを購入して
参考にしたのですが、

Amazonでも購入できるのに、
香港まで買いに行きました!笑

Amazonで買っただけだと、
パラパラ読んだだけだったかもしれませんが、

流石に香港までの往復航空券代や宿泊費など、
書籍代以外にめちゃお金かかってますし、
普通に観光して楽しい思いもしていますので、
その後ろめたさもあり、購入した後は結構、読み込みました…笑

目標達成のために
明らかに大きいなニンジンをぶら下げるという作戦は
意外と有効だったりしますので、ぜひ試してみてください!

香川県と愛媛県のどちらが良いか考えてみた結果

話は脱線してしまいましたが、

香川県と愛媛県まで絞った後は、
実際にairbnbでそれぞれの県庁所在地である高松と松山で検索し、

airbnbでいうと物件のことをリスティングというのですが、
どれくらいリスティングの件数があって、
どういう宿泊施設なのかを調べて行きました。

調べ方は簡単で、airbnbのサイトから
宿泊先の欄に高松と松山と打ち込んでEnterキーを押すと出てきます。

私が実際に調べたのは、
2018年8月なので、今とは少し状況が異なりますが、
松山だと70件くらいで、高松だと300件くらいあったのです。

どう考えてもライバルが少ないのは愛媛県の方で、
さらに香川県には県庁所在地の高松市以外にも瀬戸内海を沿う形で、
海の近くの良さげなゲストハウスが沢山ありました。

ということで、ライバルが多い香川県を諦め、
愛媛県にターゲットを絞って物件を探すことにしました。

次の記事では、愛媛県に絞った後、
どうやって物件を探し始めたかを書いていこうと思います!

それではまた!

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