「業績が上がったんだから給料上げろ」は妥当ではなく不当な要求!?

今回は、「業績が上がったんだから給料上げろ」は妥当ではなく不当な要求!?というお話をさせていただきます。

皆さんが勤めている会社では、給料が上がるインセンティブとして、年齢だったり、役職だったり、残業など、色々な手当があると思いますが、実際、会社から提示された給料に満足してますか?

もし、会社の業績が上がって、明らかに自分が貢献したとしたら、直接給料上げろと言わないまでも、「なんで給料が上がらないんだよ」と愚痴をこぼしたり、心の中で思ったりする人もいるのではないでしょうか。

ただ自分たちが思っているほど、経営者としては、業績が上がったことを社員のおかげと思っていないのです。

この話をする時には、毎度例にしておりますが、ビジネスをカレーの作り方で例えると分かりやすいです。

あくまでも、会社の業績に貢献したと思っている社員の労働力は、経営者にとってはあくまでも経費の一つに過ぎません。

業績を上げるために、経営者が経費として社員の労働力を投下して、その結果、業績が上がっただけと考えるのが適切です。

それでなければ、逆に業績が下がったりした時に、社員の皆様は給料を返金するのでしょうか。

あくまで社員の時間を労働力として経営者が商品として購入し、その商品を使って業績を上げたに過ぎません。

大繁盛したパン屋さんに店舗として場所を賃貸で提供している大家さんが、「うちの土地で業績が上がったんだから家賃上げさせてもらえませんか?」って交渉されたらどうでしょうか。

めちゃくちゃ違和感を感じませんか?

逆に今は、新型コロナウイルスの影響でお店の経営者から「業績が下がったんで家賃下げてもらえませんか?」って言われる大家さんは多い気がしますが…。

そう考えると、「業績が上がったんだから給料上げろ」は不当な要求と言えますよね。

やはり他人のふんどしで相撲を取るのではなく、自分のふんどしを縫って作るように労働力以外の資産(ビジネスモデル)を持ち、自分があくせく働かなくても、ビジネスモデル(自分だけの商品)の対価としてお金と交換できるようにすることが大事なのです。

次回は、自分のビジネスモデルを作ろうとしても、どうして良いか分からないという人向けに自分の商品の価値がどれくらいあるか見極める方法というnoteを書きたいと思います。

というか、今から書きます!笑

それではまた!


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