ビジネスは自分しか知らない間違い探し

こんにちわ!…というか、こんばんわ!今回は、ビジネスは自分しか知らない間違い探しというテーマでお話ししたいと思います。

これは、公私共に仲良くさせていただいているぼくおおくぼさんがnoteに書かれていた、負ける人の3つの特徴で書かれていた情報ということを掘り下げる内容になっておりますので、こちらも合わせて読んでいただけると理解が深まるのではないかと…。

先ずは大前提として、このnoteで私が口酸っぱく言っていることを共有させていただくと、労働でお金が稼ぎづらくなっている昨今、労働の対価として得られる報酬を元に資産を増やすのは至難の業です。

そこで重要なのは、労働力以外の資産(ビジネスモデル)を持ち、自分があくせく働かなくても、ビジネスモデル(自分だけの商品)の対価としてお金と交換できるようにするということ。そのためには情報収集はファーストステップとなりますので、ぼくおおくぼさんも情報収集の大切さを語っているのです。

その情報収集の仕方にも変化が生まれてきています。
「ググる」から「#タグる」への変化です。

「ググる」はGoogleやYahoo!などのサーチエンジンサイトの検索窓に自分の調べたい情報に関連するワードを打ち込むという方法で、「#タグる」はSNSで自分の調べたいものをダイレクトに探す方法です。

特にInstagramのような写真や動画を共有するSNSだと、自分の調べたいものに対してハッシュタグで検索すると、写真や動画で視覚的に調べられるので、検索エンジンのように最初に広告が出てきて、調べたい情報まで辿り着かないということはありません。

ただ、情報収集の方法でSNSが一番最新で一番優れているということではなく、情報収集の選択肢の一つとして重要なものになるつつあるというのを頭に入れておくと良いと思います。

情報に関して少し掘り下げると、情報の非対称性というのを意識すると良いというお話をしてみますね。

私がゲストハウスをやろうと思った時に、東京などの主要都市でやろうとしなかった理由は、ライバルが少ないというのもあったのですが、地方と東京などの主要都市だと土地の値段が全然違うのに、ホテルの料金はそこまで差がなかったのです。

地方だと東京に比べて土地代が安いのに、ホテルの宿泊単価が土地代と比べると大差ないということであれば、きちんとホテルの経営ができれば圧勝できると思ったので、地方に照準を合わせて選定をしました。

こういった地域や状況によって需給バランスが崩れていることに、いかに気づくかが勝負の分かれ道ではないでしょうか。

ここら辺の考え方は、金融用語で言うところのアービトラージ(裁定取引)に近いのかなと…。

アービトラージ(裁定取引)
ある場所では豊富に存在していて安い商品が、ある場所では極めて貴重で高値で取引されていたとする。その事実を知っていれば、安いところで買い、高いところに持って行って売るだけで、利益を得ることが可能となる。例えば、日本などの水資源が豊富な地域では水は希少性が乏しいため、極めて安価である。しかし、この水を砂漠のような水の希少性が高い地域に運んでいけば、高値で売ることができる。金融の世界でも同様な取引があり、金利の低いところで金を借り、金利の高いところで貸し出せば、元手が少なくても多額の利益を手にすることが出来る。このような取引が行われた結果、価格(金利)の低い市場では需要増大で価格(金利)が上がり、価格(金利)の高い市場では供給増大で価格(金利)が下がり、次第に価格差や金利差が収斂していく。価格が収斂していくこの過程を一物一価の法則という。同じ品質(財の同質性)の二つの商品に異なる価格が成立していることが知られている(完全情報)場合、両者の価格差は裁定取引の対象となる。裁定取引の対象となるまでは、分断された別々の市場として別の価格がついていても、対象となれば価格が収斂していくので、裁定取引には市場の接続、あるいは拡張の効果があることになる。こうすることで、より必要なところへ必要なものが供給され経済の資源配分が効率的になる。不確実性のない市場では裁定取引を行う機会がないため、裁定取引非存在条件が成り立つ。

ここで重要なのは、目に見える価値と本来の価値に乖離があるというのを頭に入れておくことです。

このnoteのタイトルを、ビジネスは自分しか知らない間違い探しとしたのは、皆んなが価値がないと思っているけれど、実は価値があるものというのを見つけることが重要だからです。

そのためには、情報収集した後に、その情報を自分なりに因数分解し、仕組みや構造を意識し、物事を斜めに見たり、人と違うことをやる能力が求められるのではないでしょうか。

それではまた!

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