ビジネスで大事なことはSLAM DUNKから教わった

こんばんわ!今回は、ビジネスで大事なことはSLAM DUNKから教わったというテーマでお話ししたいと思います。

SLAM DUNKは、主人公の不良少年桜木花道の挑戦と成長を軸にしたバスケットボール漫画で…って感じで説明し始めると、このnoteは本題に進めなくなってしまうので、SLAM  DUNKを読んだことある人か、もしくは、SLAM DUNKを全巻買って、読み終わった人だけ読み進めてください!

ここでは、私が好きなSLAM DUNKの名言で、ビジネスにも大事だなと思ったものを3つほど紹介していきますね。

名言とともに、その名言にまつわるエピソードをまとめているサイトを見つけたので、名言の下にリンクも貼っておきます。

そっちを参考にしてもらうとより理解が深まるかもしれません。


それでは、最初の名言から!

「あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」

これは、めちゃくちゃ有名なセリフですね。SLAM DUNK読んだことある人なら誰でも知ってるかなと…。

実はこのセリフを安西先生は2度使ってます。

「あきらめたらそこで試合終了だよ」

ビジネスでも諦めそうになるくらい大変な時期もあると思いますが、そこからどう粘れるかで勝負は変わってきます。

変化の激しい時代で、浮き沈みもあると思いますが、経営者としては、どんな状況になっても環境のせいにせず、自責を気持ちで事業に取り組まなければなりません。

「あきらめたらそこで試合終了」って思っていても本当に粘れる人は本当に一握り。自戒を込めてこの言葉を胸に刻んでおります。


続いて、次の名言はこちら!

「バスケットの国アメリカの―――

 その空気を吸うだけで
 僕は高く跳べると思っていたのかなあ…」

SLAM DUNKには、登場人物一人ひとりにエピソードがあり、そこでは私たちも共感できる等身大の苦悩や挫折が描かれています。

「悟空がピッコロ大魔王に勝つために修行する」といった感じで、その努力量が推し量りにくいものではなく、きちんと読み手がその苦悩や挫折から努力し、成長していく姿を想像できる範囲で描かれているので感情移入がしやすいのかなと…。

そんな中、日本で挫折して、渡米してバスケを続けて…みたいな完全にここから努力を重ねて成長するのかなと思ったら、最終的には不幸な結末となってしまい、努力も方向性を間違えれば成功しないというのをまざまざと見せつけられました。最初に読んだ時はすごくショックを受けたのを覚えています。

亡くなった矢沢が安西先生へ宛てた手紙の最後の一文。

「バスケットの国アメリカの―――

 その空気を吸うだけで
 僕は高く跳べると思っていたのかなあ…」

矢沢は才能に自惚れ、自分を過大評価し、安西先生の厳しい指導や基礎練習から逃げるような形でのバスケ留学。

渡米すれば成長するだろうという安易な考えだったのもあり、現地での苦悩を吐露した一文は、後先考えずにジャストアイディアだけで起業して失敗する人の末路にも通じるかもしれません。

この手紙の前半には、こんな文章もありました。

ここでは誰も僕にパスをくれません。

異国での孤独と戦いながらの日々の葛藤も垣間見れます。

独立自営のビジネスも孤独です。その孤独の中でどう活路を見出すかが経営者に必要なスキルなのではないでしょうか。


ここで紹介する最後の名言はこちらです。

「華麗な技をもつ河田は鯛…
 お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか赤木」

「お前は鰈(カレイ)だ
 泥にまみれろよ」

このセリフを解説されている人たちが実は結構いて、そこでは、個人で負けても、チームプレイで勝てば良いとか、自分が引き立て役で個人の利益より集団の利益を重視とか、そんな見解をされている方がほとんどでした。

確かにその後に赤木も心の声で、

おそらく現段階でオレは河田に負ける
でも湘北は負けんぞ――――

とも言ってますので、チームプレイの重要さは当然語っているのはわかります。

ただ、経営者の立場で考えると、トップが率先して誰もやりたがらないことを行うということの戒めの方が強いかなと…。

経営者とサラリーマンの違いって何なのかって一言で表すと、責任感です。

これを読まれているサラリーマンの方の中には、「俺だって責任感持って仕事してるし、何なら社長より数字上げてる」って思う人もいるかもしれませんが、本当の意味での責任はありません。

サラリーマンってその言葉通り、サラリー(給料)をもらっているので、ノルマを達成しなかったり、遅刻したり、会社に大きな損害をもたらしたりしても給料がゼロになることはあり得ないのです。

社長は働いても給料がゼロというか、むしろ自分のお金をすべて失い負債を抱えることも考えられますよね。

だから私には、泥にまみれろという言葉には、会社のトップだからといって、あぐらをかくのではなく、トップが率先して誰もやりたがらないことを行うということの戒めの方がチームプレイというよりも強いと思ってしまうのです。

責任感を少し深掘りすると、自分ではどうしようもないことが起こったとしても、それも自分の責任と思って事業に取り組む姿勢であり、この自責マインドはこれからビジネスを始めようとする人には絶対に必要です。

ここでお話しした3つの名言の裏には自責マインドが隠れていると思ったのでご紹介させていただきました。

SLAM DUNKは名言の宝庫で、これ以外にも心に残るセリフは沢山ありますので、興味がある人は全巻おさらいで読んでみるのも良いかもしれません。

また最近SLAM DUNKが映画化されるという情報が、作者である井上雄彦さんのtwitterから発信されたので、このテーマでnoteを書かせていただきました。

私自身もこの映画をとても楽しみにしており、この映画で出てくる名言も自分のビジネスの参考にさせていただければと思っております。

それではまた!

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