とことん真似することでオリジナルが生まれる
今回は、とことん真似することでオリジナルが生まれるという話を、愛媛県松山市に1日1組限定のゲストハウスを作ろうと思った時のエピソードを交えてお話させていただきたいと思います。
今は、5月末まで休業させていただいているとはいえ、3月は売上130万、粗利80-90万程度、airbnbで松山で検索すると、TOPを獲得できるようになりました。
古民家をリノベーションして、こんな感じになりましたが、最初から色々とイメージがあった訳ではありません。
最初にやったことは、airbnbの宿泊先で四国で検索し、その中から自分が一番真似したいと思える施設を探したことです。そして見つけたゲストハウスがコチラになります。
インテリアもおしゃれで、ウッドデッキも広く、大勢のゲストで泊まっても楽しめそうな仕掛けが沢山ありました。
四国で一番自分が良いと思えるゲストハウスを作ろうと思っていたので、一度、お話を聞いてみたいと思い、airbnbのメッセージ機能を使って質問をしました。
メッセージを送らせていただいたのは2018年10月23日ですが、その時は指値を入れて買付証明書を提出した段階で、まだ購入できるか分からない状態ではありました。
ただ、もし今回物件が購入できなくても、先にご相談できれば、物件購入の際にも何かしらのメリットがあるのではないかと思ったので、先手先手で行動しようと考えたのです。
この後、メールでやりとりをさせていただき、翌週にはご挨拶とゲストハウスの視察を兼ねてお伺いさせていただきました。
お会いし、お話させていただいた方は、資材・建材を扱う喜田建材という会社で取締役をされている方で、まだ物件の購入も確定していない私に対して色々とアドバイスしていただいたのです。
具体的なアドバイスなどは、またリノベーションの話の時にできればと思いますが、今回のテーマに沿ったことだけお伝えすると、正直に真似させてくださいと言うと、真似された方も悪い気持ちにはならないということです。
こちらが尊敬の念を持って質問させていただくと、むしろこちらが気づいておらず、質問すら考えつかなかったことなども含め、色々と親切に教えていただけたのです。視察させていただくことで、どういうところがゲストから人気になるのかも理解できましたし、何より自分自身が思い描くゲストハウスのイメージがより具体的に湧いてきました。
良いものは良いので、真似した方が良いものは真似る。ただ勝手に真似るだけだと、表面的な真似になってしまうので後でボロが出ます。
きちんとどういう思いで作ったのかというバックボーンも聞き、相手に敬意を払い、リスペクトの気持ちを持って真似するということが大事なのです。
ここでの縁から、しわく堂さんをご紹介いただき、うちのゲストハウスの事業プラン一緒に進めさせていただきました。
コソコソ真似るような表面的な真似はパクリとなり、真似される方は嫌悪の念を抱きますが、真似する相手にリスペクトの気持ちを持って真似すると、真似される方から逆に仲間意識を持ってもらえるようになるのではないでしょうか。
ただ、ここで注意しなければならないのは、決して教えられっぱなしにはならないということです。
私は、必ず教えられた以上のもので返すというのを意識しております。
今回の話でいうと、喜田建材さんは資材・建材を扱っているので、私のゲストハウスで使用した建材は全て喜田建材さんから仕入れさせていただきました。
真似をさせてもらった人に最大限のリスペクトを!
それではまた!
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