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「釣り場が少なくなってきている!」

どうもこんにちは。TETSUYAです。

前回の記事で「釣り場のゴミ問題」について書きましたが、
今回は、前回の続きの内容で書いていきます。

特に堤防や防波堤から魚を釣る「陸っぱり」の場所がどんどん少なくなるにつれて釣り場に集中する釣り人。

では、なぜこのようなことが起こっているか考えていきます。


釣り人のマナー問題

ゴミを投棄する釣り人
どこの釣り場でもゴミを投棄する釣り人がいます。釣り具のゴミ、餌のゴミ、弁当のゴミ、などなど。

このような行為を繰り返しされた漁業関係者や施設の管理者は「釣り禁止」を考えるわけです。

立ち入り禁止場所で釣りをする釣り人
釣りができる場所でも、工事中等で立ち入り禁止になっている場所があります。

立ち入り禁止は立ち入り禁止です。ルールを破る釣り人が多くなると、ルールを作っている立場としてはさらにルールを強化しなくてはいけなくなってくるものです。

その先にあるのは、「全面釣り禁止」であったりします。


SOLAS条約

米国同時多発テロ事件の発生を契機に、国際的な保安の確保のため、海上人命安全条約(SOLAS条約)が改正されました。これに対応した国内法として「国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律」が成立、外国との間を航海する船舶とその船舶の着岸する岸壁周辺の港湾施設では、保安対策を実施することが義務付けられました。
2002年12月に改正された「海上人命安全条約(SOLAS条約)」に対応するため定められた「国際船舶・港湾保全法」に基づいて、国土交通省が指定して、保安対策の義務化を予定している重要港湾112港のうち、特定重要港湾(24港)と、一部の重要港湾で、テロ対策のため防護柵や照明設備などを設け、一般市民の立ち入りを制限するなどの措置が7月1日からはじまりました。

上記の条約が施行される前は、釣り場も豊富で今ほど混み合うことも
無かったのですが、法律で強制的に立ち入れなくなったので、現在は釣り場の縮小に伴う混雑がおこっています。

釣りができる場所に人が殺到する原因のひとつですね。


新型コロナウィルス蔓延による影響

コロナ禍でレジャーが限られる中、屋外で「密」にならずにできるとあって、「釣り」人気が高まり、密を避けるために「釣り」を始める人が増えた。

ゴミのポイ捨て、迷惑駐車、ライフジャケット未着用での落水事故、さらに仕掛けや針が船の係留ロープに絡まったり、散らばった撒き餌が放置され悪臭を放ったり。

こうした問題が、釣り人が増えたことで深刻化していると言われる。


まとめ

堤防がある漁港は、本来は漁業用です。そこに立ち入って釣りができるのは、単に「黙認」されている状態に他ならない。前述したような問題やトラブルが度を越せば、今は釣りができても、いつ禁止を言い渡されてもおかしくない。

現に前述したような問題やトラブルで、立ち入り禁止になった釣り場は増え
続けている。
そして、釣りができる場所に人が殺到し、同じことを繰り返している。

一人一人の意識で釣り場を無くすような行為をなくして
釣り場を一つでも多く後世に残していきたいと思いませんか?

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