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【第十五歩】高畑充希の舞台役者としての魅力を映像で堪能する!の巻

来年も高畑充希の舞台が観たいが…

なかなか高畑充希に関する新しいニュースがないと思っていたところ、先日インスタが更新され、どうやら何かあたらしいことがあるらしい。
実際のところ、来年は大河ドラマがあるので、その後のことかとも想像されるが、どうなのだろうか?
少なくとも来年は舞台は難しいだろう。
CMに出演するタレントならば、ネームバリューを保持するために、大河ドラマ出演のオファーは断れないのだろうが、個人的には大河ドラマなんぞにたいして期待していない。
当然ながら、ファンなので全部観ますが・・・。

高畑充希の舞台役者としての魅了を堪能する2つの作品

「高畑充希は舞台の人だ」と、観劇した多くの人が思うはず。
映像作品でもその高い演技力を発揮するが、舞台での驚くほどのパワーは観る者を圧巻させる。
「奇跡の人」「ミス・サイゴン」「宝飾時計」とここ最近の舞台を振り返ってもそのことを充分に証明している。
だが、当然ながら、舞台は劇場でしか観られない。
今年上演した「宝飾時計」、一昨年の「奇跡の人」はライブビューイングということで映像配信されたものの、恒常的に観ることはできない。
個人的には、舞台も多く映像としてアーカイブ(つまりは動画配信など)されてもよいと考えるが、舞台関係者は「舞台は生もの」と思っているのだろう。
事実、高畑充希自身もそのように考えているようだ。
だが、ファンとしては、時として、映像で舞台の「高畑充希」を観たいと思うもの。
そういう方々のために、おすすめの2つのコンテンツがあるので、ご紹介したい。
(既にご存知の方も多いでしょうが…)

舞台「ウレロ☆未公開少女」

ちょうど10年前、2013年に上演された舞台がDVD・ブルーレイとして現在も販売されている。
当時、高畑充希はまだブレイク前、この年の秋に「ごちそうさん」に出演しているという時期にあたる。
劇団ひとり、バカリズム、東京03のメンバーが繰り広げるあんでもありのコメディーである。
演出は、当時はまだTV東京社員の佐久間宣行だった。

テレビ番組の「ウレロ」シリーズのその舞台版ということになっている。
理屈抜きに面白いので、説明は必要ないのだが、この中で高畑充希は地方TV局のAD役というのがたまらない!
今でこそ大御所感が出てきた高畑充希だが、この頃はまだ新人のフレッシュな高畑充希を堪能できる。
ラストでは、角田とのデュエットらしき歌も披露している。
また、これとは別に通常のTV番組の方の「ウレロ」シリーズにも高畑充希は出演している。
2014年の「ウレロ☆未体験少女」の12話「楽しかったな」の回にも出演している。
こちらもシリーズでDVD化されているものの、12話だけならば映像配信で観たい。
TVerでもたまに配信していたが、2023年11月現在、筆者が調べたところではDMMTVで視聴可能である。

DMMTV「ウレロ☆未体験少女」
https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=q4jkc4q0te7h50034j92eh3t5

「スジナシ」vol.11

2020年2月、笑福亭鶴瓶のTV番組「スジナシ」に高畑充希が出演した。
全編アドリブによる一発撮りの舞台を収録した番組だが、ここでも高畑充希の舞台役者としての能力を観ることができる。
というものの、その内容とは別にこの番組の収録された時期に触れておかねばならない。
新型コロナがはじまったのは2020年1月末だった。
徐々に感染が広がりはじめた2月、密集することが危険だとされはじめたのが2月末だったと記憶する。
主催者による判断が分かれるところで、中止する公園が徐々に多くなってきた時期、この「スジナシ」は奇跡的に上演された。
TV放送もあるので、安易に中止すると代替番組することは困難だったためか、詳細は定かではないが、このとき上演できるかとても心配になったのを覚えている。
この番組は、当時の「PARAVI」で配信され、現在も「U-NEXT」で配信されているので、必見である。
動画配信では、長尺のフルバージョンを観ることができる。
個人的にはジャージ姿の高畑充希が新鮮である。
しかも、前髪をちょんまげにしている。
(のちにこのちょんまげは「ムチャブリ」に引き継がれるのであった…)
鶴瓶との共演のため、ネイティブ大阪弁のやりとりは、関西のどこかの田舎での出来事と想像されるのだが、その割にラストに出てくるある動物は関西にいるのだろうか?
そんな細かいことは気にする必要はないだろう。
特に最近ニュースにもなっている問題のある動物との衝撃のラストに感無量である。

その他の舞台映像化作品

舞台を映像で観られる作品ということで、2作品を紹介した。
この他の舞台映像化作品について、書いておきたい。
2016年上演されたミュージカル「わたしは真悟」は、2020年頃にWOWOWなどで、放映されたことがある。
私はひかりTVで視聴した。
なので、今後も再放送されるかもしれない。
また、2022年の「奇跡の人」も公演の最終盤にライブ配信されたが、その後、動画配信などはなかったと記憶するので、今後も放送される可能性は低い。
ただ、今年の「宝飾時計」については、今まで2回WOWOWで放送されたと思うので、もう一回くらいはやるかもしれない。
ダイジェストではあるが、2021年の「ウェイトレス」が今でもYouTubeで視聴可能なのはありがたい。
約6分くらいの動画だが、ワタシは何度視聴したことか…。
数年後、もう一度「ウェイトレス」をやってほしいなぁ…。
余談だが「ウェイトレス」に関しては、ブロードウェイ版、ロンドン版などの動画がいろいろと上がっているので、これを探して観るのも楽しい。
蜷川幸雄が亡くなる直前の2015年の作品「青い種子は太陽のなかにある」に高畑充希は出演している。
これもYouTubeで約3分間の動画が視聴可能である。
これを観ると実際の舞台を観たくなってしまうのだが、見果てぬユメェエ〜〜〜。


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