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売上の公式を振り返ってみよう

こんにちは。北海道も春らしくなってきたかなと思えば昨日は少し雪が降りました。早くぽかぽか天気で日向ぼっこでもしたいものですね。

なんてのんきな事言っておりますが、昨今の新型コロナウイルスの影響で経済的にもダメージを食らっているところも多いと思います。ここまでくると外的要因が強すぎて自分ではコントロールできない部分も多いと思いますので、コントロールのできる範囲の対策を打っていきたいところですね。

さて今回は、こんな時こそ基本に返ってみようということで、経営者の方ならみなさん知っている売上の公式についてです。わりと当たり前な事を書いていきますが、その中からなにか対策のヒントがあればと。

どちらにせよ状況を把握することは大切だと思います。今回の記事は治療家目線というよりは経営者目線としての記事に少し寄っちゃってます。治療の先生がお金の事なんて言わないで!という方はそっと閉じてくださいませ。

目次

1 売上の公式

一番シンプルに表すと

客数×単価=売上となりますね。私の場合、治療院経営ですので(それベースの言葉を使います)これを分解していくと

総来患数×単価=売上となり、さらに分解すると

平均来患数×単価×日数=売上となります。

2 平均来患数をさらに分解してみよう

では、次にこの一日の平均来患数の中身を分解してみると

既存の患者さん、再診の患者さん、新規の患者さんとなりますね。

一旦、コロナは置いといて。

この中のどれかを伸ばしていけば、先ほどの公式に則って売上は上がっていきます。もしくは単価をあげるか。ですね。

では、この中でどれから始めるのが効率がいいと思いますか?

3 実は単価を上げるところから

はい、なんか嫌な感じですよね。わかります。でも勘違いして欲しくないのはただ、ハチャメチャに単価を上げろというのではありません。

運営するにも経費がかかります。家賃、光熱費、人件費…etc.

それらを計算したうえで必要な、適正な金額を設定しましょう。ということです。周りの単価がこうだから……相場が……ではなくて自身の損益分岐点からしっかり単価を設定しましょう。

でないと、せっかく新規がきたのにザルに水を入れているようなもので、さらに新規新規!となってしまいますね。

一人当たりの利益を取れるような単価を設定したうえで一度来た人の再来院の仕組み作りをして、その後に新規を増やすのが正しく利益の上がってくる順番ということです。

4 で、なにすんの?

ここまではなんとなく理解してくれましたか?では実際に考える項目を見てきましょう。ここの細分化ができていないと方策の目的を見失ってしまったり、突発的な方策しかできなくなってしまいます。

これは銀行の融資を受ける際の計画を伝えるのにも活きてきますので参照ください。

5 この項目でそれぞれ考えてみて

①単価アップ

②利益率の増加

③購入点数のアップ

④来院間隔の短縮 ※必要な治療計画ありき

⑤入店率アップ

⑥離反の防止 ※治して再診につなげるのも大事

⑦再診獲得

⑧新規獲得

6 いかがですか?

あなたの今やっている方策はどれにあたりますか?

その方策の目的通りに数字は変わってきていますか?

そんなところを考えながら運営に活用して頂けたら幸いです。

7 でもまあ、今は考えすぎないほうがいいですよ

はじめに言った通り外的要因が強すぎるので、消費者心理が落ち着くまではあまり数字に変化は出てこない可能性は高いです。そもそも人が来ないからみんな大変なんですもんね。

しかし、そんな中でも数字を落とさないでいるところもあるし、上がっているところもあるのも事実です。

不要不急で振り落とされるのではなく、必要な存在であることが大切です。

なので、有事の際は今までの振る舞いが大切ということですね。

このあと当院の実践している内容の有料記事を書こうとしたのですが、長くなるので今日はやめます。もし、当院が実践しているとある方策が気になる方はこの記事の下にあるサポート機能で投げ銭お願いします。頑張って書きたいと思います(^^)


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