チャイコフスキー「くるみ割り人形」

なんと頑張って6日連続投稿です。半ば意地になってます笑

昨日のチャイコフスキー繋がりで、そういえばまだまともにちゃんと聞いていなかったよなと思い、「くるみ割り人形」の曲を全て聴いてみました。


端的な感想を言うと、聴いたことある曲ばかりで、いかに自分がクラシック音楽に無頓着だったかをまざまざと思い知らされました。

SoftBankの「あの曲」もくるみ割り人形からだったというのはかなり大きな衝撃…

そして第2曲「行進」は、一昨日にnoteに書いた「極上パロディウス」のBGMにも使われておりました。


もちろん、バレエ劇は一度も目にしたことはないのですが、全体的に伸びやかで明るいメロディーからは、なんとなく前向きな喜劇バレエなのかなと想起しています。

そしてwikipediaを見てみると、クリスマス・イブが物語の幕開けなのですね。

これもクラシックファン・バレエファンからすると当たり前なのかもしれませんが、曲を聴くイメージが全く変わってきます。


交響曲やその他の協奏曲と違って、曲ごとに場面がリンクしており、それでいてある程度尺が短いため、とても耳馴染みが良いです。

ビートルズのサージェントペパーズをはじめとする、ロックやポップスなどの近年の音楽においても、「コンセプトアルバム」がかなり斬新だったそうですが、「くるみ割り人形」をはじめとしたバレエやオペラの劇伴というのは、それ単体で聴くと、まさに「コンセプトアルバム」の様相であるなぁとも思いました。


バレエやオペラの本編をあえて見ず、曲だけであらすじやストーリーの展開や起伏に思いを馳せる、という少し怠惰でひねた聴き方をしても、面白いのかもしれないと思う次第です。

特に現状の自分のように無知であるがゆえに、想像力の伸びしろが(年は食ってますが)まだあるうちでないと、楽しめない贅沢な時間なのかもしれません。


Spotifyで音源をあさっておりますと、「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」を抱き合わせているアルバムが多いですね。これにも何かしらの背景を感じます。

ただ、「白鳥の湖」は幼少期のお遊戯会でやったことがあるので、妄想の余地はないのかもしれません。

ちなみに、自分は悪魔ロットバルト役という大役をおおせつかり、演技に関してご父兄らからの激賞を賜り、親が勘違いをして子役オーディションに連れていかれたという過去があります。

オーディションには受かったのですが(多分養成所やスクールくらいだと思います)、土日がつぶれるのが嫌だとごねまして、入所には至りませんでした。


その点でいうと、はっきりクラシック音楽として、曲と作曲家を意識して接合されたのはチャイコフスキーだったのだろうと思います。


…くるみ割り人形から大分話題がそれましたが、いつか実際のバレエを見るまでに妄想でストーリーを予想しつつ、答え合わせをするまで、何回か自分のなかで曲のみを楽しんでいきたいですね。

・・・

今日は30分程度、文字数も1400字ほどでした。

クラシック音楽への鋭い論考!という主旨でもなく、かなりパーソナルな視点での思い出話、によってしまうのはあまり宜しくないなと反省しました。

ある程度聴き込みがないと、ドヴォルザーク「新世界より」に記載したような、踏み込んだ感想が記せないものですね。

その点は少し反省し、次回以降にもう少し読者の方に新しい視点を投げかけられるよう注意してまいります。

少し新しい視点が見られるところだけ、悪あがきで太字にしてみました笑

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