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チャイコフスキー「マンフレッド交響曲」

頑張って5日連続投稿です。

今日はまたクラシック音楽にドハマりする前に幾つか知っていた曲を…


アニメ「新世界より」や、ゲーム「極上パロディウス」に続いてで非常に恐縮ですが、今回のこの曲は、アニメ「巌窟王」という作品から出会いました。

というよりも、はじめはあまりに作品にマッチしていて、クラシック音楽ではなくアニメ用の完全オリジナル劇伴だと思い込んでいました。

ところが、年月が経ってから、劇伴をリサーチしていくと、実はチャイコフスキーのこのマンフレッド交響曲第1楽章・第4楽章であったことを知りました。

なぜこの曲が採択されたのか、は下記ブログに簡潔にまとめられています。

http://www13.plala.or.jp/sistera/impress/gankutsuou/intermission01.html


このアニメ「巌窟王」というのが非常に素晴らしい作品でして、前田真宏という方が監督・企画・原案をされています。

この前田さんがすごい方でして、「新劇場版ヱヴァンゲリオンQ」の監督・絵コンテだったり、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のコンセプトデザイナーまで携わられています。(本当に日本の宝です…)

このアニメ「巌窟王」は、自分が100以上は見てきたアニメ作品のなかで間違いなくTOP3に入るような素晴らしい作品でして、動画サブスクサービスにのっているのかは怪しいのですが、是非機会があればご覧になって頂きたいです。


劇中で何度もこのマンフレッド交響曲の第1楽章と第4楽章が流れてきまして、静から動へと転じていく様が「復讐劇」や「愛憎劇」とぴったりとハマってくるのです。

実はクラシック音楽を聴き進めていくにあたり、過去にTVCMや劇伴で使われていて、耳馴染みがあること自体に嫌気を感じることもあります。

まっさらに、何の印象もなく音楽を聴きたいというものでして、どうしても劇伴などだと、その作品のことを思い出してしまうからです。(例えば、ヴェルディの「レクイエム:怒りの日」はどうしても映画「バトル・ロワイヤル」を思い出してしまいます…)

ただ、こういった劇伴がきっかけで現に自分自身がクラシック音楽に興味を持っているわけですから、十把一絡げにそう思わなくとも、、と自分のなかでも葛藤があります。


印象に残る音楽というのは、聴いていた時に気持ちや感情との強烈な結びつきがあり、それを意識・無意識問わず想起させる、という自論があるのですが、まさに自分にとっては、マンフレッド交響曲を聴くと、アニメ「巌窟王」の世界とその鑑賞時の気持ちが瑞々しく蘇ってくるのです。

・・・

今日はリサーチもしがてら、ということもあり30分程度でした。文字数は1200文字前後。

これぐらいがちょうどいいですね。

なかなか落ち着かない世相ですが、みなさま良き3連休をお過ごしください。

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