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SPECIAL EDITION

Twitterで相互にフォローしている音楽仲間から、ある日素敵なお誘いを頂いた。

「インターネット上で展覧会をしたい。『ここだけの話』というテーマで、日替わりで文章を書いてくれる人の一員になってほしい。公開期間を限定して、書いた文章は3月末に消えるようにしたい。」

実際はもっと素敵な文体で、愛情のこもったオファーだったのだが、かいつまんで表記するとこうなる。

文章を書くことから離れて久しかったので、そのオファーをありがたくお受けした。

昨年の12月、毎週月曜日に私の文章がインターネットの海に垂れ流されることになった。他の曜日には違った人がそれぞれ素敵な言葉を紡いでいた。その他にも、音楽や写真といったテーマで、様々な人が自己表現をする場が、少しずつ、でも確実に出来上がっていた。

私が書いた文章がどのような評価を頂いていたのかは正直、わからない。ただ一つ言えることは、その文章を推敲していた1週間は、自分が自分の生み出す文章としっかり向き合えた1週間だったということだ。

3月にサイト自体は閉鎖され、他の人達が書いた文章はもう読むことができなくなった。一度出会って、そしてもう二度と出会えない文章たちに思いを馳せつつ、自分が書いた4回分は、ここに改めて掲載しようと思う。

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