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2019年に読んだ本を雑にふりかえる

その時々に読んでいる本って、状況とか心情が反映されている気がして、雑であったとしても、ふりかえることに価値がありそうな気がしました。また、誰かと本の出会いになれば幸いです。

読書のスタンスとしては「まずは読み物として面白ければいい」で読んでいるので、何かを得ようとか学ぼうというのは二の次になっていることが多いです。なので雑です。すみません。
でもこのスタンスで読んで記憶に残っている本って凄そうじゃないですか?知らんけど。

※ 個人的におすすめな本は太字でコメントを書いています。流し見だけでもぜひ。
※ 書かれているコメントは個人の感想であり、作者や関係者を誹謗中傷する意図はありません。

1-3月

ここだけ去年度なので、去年の気持ちがなんとなく残っている。
天冥の標が完結したのもこのタイミング。

ゆるーく読む読み物としてはよかった記憶。

メンヘラがめっちゃ出てきた気がする。

脱出モノミステリーなのかと思いきや、いい意味で予想を裏切られた、記憶に残っている数少ない一冊。表紙詐欺すぎる。

ポスト伊藤計劃って感じの普通に面白いSFだったような。
表紙がちょっとアニメ感出しすぎててあれ。

マネージャーになって最初の期だったので読んだ本。
当時はあまり理解できてなかったけど、今もう一度読んだらまた別の感触が掴めたりするのだろうか。

人間としての思考の偏りがあるから注意せえよ、てな感じの本。10種類のルールや言っていることはまさしくその通りだと思うのだが、「私がいかにファクトフルネスを活用してうまくやってきたか」という話が多くてややうんざりした記憶。

地球脱出&異星人(というか植物)との交流モノSF。作中で時間経過がある作品は名作が多いってじいちゃんが言ってました。

エンジニアじゃ無い人が見たら誤解をされそうなタイトルの名著。ユーザー目線の監視は意識していきたい。

天冥の標が堂々の完結を果たしたのも今年でしたね。みんな早く読んで欲しい(17冊あるけど)。

未来のコミュニケーションを題材にしたライトなSF。ラブコメっぽい。

紹介がネタバレ感。人間が作り出したものが人智を越えていく話。

kindle版が出たらしいので買ったっぽい。あんまり記憶はないけど、どうせセックスするんやろって思ったらセックスしたシーンがあった。

4-6月

この時期が一年で一番読書量が少ない。評価周りなど、期初で疲弊していたに違いない。

こんなお姉さんが近所に欲しかった2019

質問づくり(QFT) について書かれた本。指導者とか教育者とか、何かを誰かに興味持ってもらいたいときに使えそうなフレームワーク。実際にQFTを開催も参加もしたことあるけど面白い。レビューを書いてた。

天冥の標が好きな人なら気に入りそう。長いけど面白いのでスルスル読める。

なんとなくでシェルスクリプトを書いていたので一度体系的に学ぶべく。でも無限にハマリポイントがあって厳しい。

深く考えたら負け。

コーチングを学ぶべく読んだ最初の本。読み終わる頃には何も分からんになって、対面でコーチング受けたい、学びたいってなるきっかけになった本ではあるのでその意味では良かったです。

新ハヤカワ・SF・シリーズは女性が主人公のSFが多いですね。

7-9月

中国SFを知りだした時期。コーチングを習い出したのもこのあたりのタイミング。

百合の懐の深さ。

各所で話題になっていた作品。風呂敷の広げ方とパズルのピースがハマっていく感のバランスがとても良かった印象。中国が舞台のSFっていうのも普段読むSFとテイストが違って良い。3部作の1作目だそうなので和訳に追いつくなら今。読んだ当時レビューを書いている。

電車の中で見かけた女の子が読んでいて、タイトルのあやしさと女の子ギャップに惹かれて購入したやつ。自分には合わなかったしその女の子をその後見かけたこともないです。

「質問づくり」の文脈で読んだ。これ系っていいことも書いているけれど、割と大きな割合を「私がこうしてうまくいった」的な話が占めていて辟易する。

ショートショートはおやつ

ドラクエXは未プレイですが裏側が気になったので。普段知り得ない世界な感じで面白い。

小川一水先生枠。娯楽としてサクサク読める

普段感じているものに名前がつくというか、ついていること(同じことを感じ、整理している先人がいること)で感覚として対処しやすくなると思います。現代人に必要そうな本。

音楽系のSFかあ〜と思って読んでたらニチアサ系SFだった。

Twitterですごい煽られてた?から購入した記憶。出た当初や映画化された当初はすごかったんやなあ、くらいの印象。

なめらかに記憶がない

本に書かれている内容が本で実践されていてめっちゃ感心した本。仕事がものづくり関係なくてもゲーム好きなら読む価値ありそう。

10-12月

真面目な本を読み出しているので色々悩んでいたに違いない。

三体の影響で読んだ中国SF短編集。近いようで遠い中国テイストが良い。

インスタで誰かが紹介していたやつ。僕には1が生み出せなかったです。

knowとかアムリタほどの衝撃はなかった。よく見る設定?

この人の映画レビューが昔面白くて購入したやつ。今まさに書いている文章もこれ読みたくはないな…と思ってしまいながら書いていて耳というか目が痛い。

こういう社長の元で働きたいな〜

エレベーター問題、めっちゃ共感したし早くなんとかして欲しい

小川一水枠。ファンタジーぽかった

表題作の語感が好き。レビューをしていた

カイシャの人におすすめされて神保町ブックフェスでサイン本買ったやつ。あんまり好みではなかったかも…

おじさん版マイルドな少女庭園

マインドフルネスを真面目に日常で実践しだしたのも今年の話。この本に書いてあるワークは良いものだと思ったけど、書いている人が掲げている「マインドフルネスを通じて世界を平和にするのが目標」やら「人間が元来持っている優しさ」などがちょっとディストピア感を感じてしまいダメだった。

ぼくたちは無数の変態の屍の上に立っているんだなあ

現代社会っぽい。もうちょっとしたらこの世界が来てもおかしくないかも

怪しい感じがするけど、会社で参加した呼吸のボディーワークが体験としてとても良かったので読んでみたやつ。山伏の先生の書かれている章が印象に残っている。

好きなものが見つかっていて、それに没頭できるのは素晴らしいなあと思った今年最後の一冊。ベルギービール派だけど日本のクラフトビールも頑張ってほしい。

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