【出逢ってしまった人たち#6】ペナントを通り過ぎたカタギリジンの物語
久しぶりに、ペナントにちなんだ投稿になるのでビュー数が気になるところですが、以前から欲しかったモノが手元に揃ったので満を持して記事にしたいと思います。では、いってみましょう。「ペナントに出逢ってしまった人たち」シリーズ、第6弾、ある意味、特別編と言っていいかもしれません。
◉2012年に『ゲーム速報』さんがアップされている投稿になります。文面からするとヴィレッジヴァンガードがお好きな方なのか、仕事柄お取引のある方なのか、もしかしたらヴィレヴァンの中の人かもしれませんが、
という素晴らしい前フリでこちらのペナントを紹介されています。
正式な商品名は『ラーメンズ片桐仁デザイン「観光土産ペナントinエジプト」』のようですが、他の情報によれば2011年(平成23年)3月9日(奇しくも僕の誕生日!)に、ヴィレッジヴァンガード下北沢店で200枚限定で先行販売され、その他の店舗では同3月16日から販売されていたアイテムとのこと。最終的に何枚作ったのかはわからないのですが、それから約1年半経った投稿で
と書かれているので、完売というわけにはいかなかった様子。ゲーム速報さんの狙い通り、夏の暑さでイカれた人が買ってくれたのか、このペナントの存在に僕が気付いた昨年あたりは、ネットで僅かに定価に近い値段で出回っておりました。今回はラッキーなことにタグ付き未開封のものを入手することができました!
◉実はこのアイテム、片桐さんのオリジナルペナント企画の第2弾でございまして、第1弾は2010年(平成22年)10月16日に、ヴィレッジヴァンガード本山店で先行販売されています。今回、そちらも一緒に入手できました。
こちらは最初のオーナーさんが本山店のイベントで入手されたものらしく、左上にお名前(加工して消しています)と「転職しろ」のメッセージ、そして「ラーメンズ・片桐仁」のサインと「2010.10.16」の日付が記入されています。貴重です(笑) ちょうど僕も転職活動中ですので、なんだか励まされます。
◉片桐さんの4年前のXにこんな投稿を見つけました。
人は役に立たないとわかっていて、なぜペナントを買ってしまうのか? ここにも永遠の問いに直面した方がおられますね。
片桐さんが言及されているように、この企画はこの2枚で打ち止めになったようです。よほど売れなかったのでしょうか。残念ですね。片桐さんならもっとマニアックなバリエーション展開できたはずなので。
◉投稿に言及されている「TVブロス」の企画を本にまとめたものがあるのを知って、そちらも試しに買ってみました。『おしり2 おしえて何故ならしりたがりだから』というタイトルの一冊です(せっかくなので前著も買ってみましたが、文字が小さくてまだちゃんと読んでいません)。
実際に"観光ペナント"を発明したタオル屋さんに行った記事がこちら。
テレビなどでも取り上げられた間タオルさんへ行かれていますね。記事中に紹介されているペナント以外の「歴代総理タオル」とか「図鑑ハンカチ」もめちゃくちゃ気になります。まだ売っているのかしら。
この記事の最終ページに、こんなコメントが書いてありました。
・・・やっぱり売れなかったんですねえ・・・。売れた分だけお金が入ってくる契約だったのでしょうか。気になります。
◉そんな感じで売れなかったペナントですが、実はつい最近、あるところでこのペナントを見かけてしまったのでついでに報告しておきます。
良い子とリベラルな皆さんには絶対見せられない、佐久間PのアウトローYouTube番組「佐久間宣行のNOBROCK TV」で最近公開された「罵倒村」の中で、風吹ケイさんがママを演じるスナックの壁に「エジプト」ペナントを発見したときは、番組進行が頭に入らないくらい感激してしまいました。あの番組で、ペナントに反応したのは全国に僕を含めて5人くらいじゃないでしょうか? 番組は少々スパイシーではありますが、そういうお笑いが好きな人にはお勧めです。これだけの手間と金をかけて作ったものが無料配信とか、佐久間さん太っ腹すぎます。
◉こんなふうに暮らしに彩りと刺激を与えてくれるペナント、絶賛、大片付け中につきアーカイブ作業を停止していますが、6月までには再開できるでしょう。すっかり別ネタ投稿ばかりになってしまい(しかもそっちのほうがビュー稼いでいたりするし)、復活しても見ていただけるのか分かりませんが、ペナントたちへの愛を失わずに続けていきたいと思います。最後に「ゲーム速報」さんの投稿の中で、「まさに僕のスタンスそのものだな」と超絶共感した言葉を引用して締めたいと思います。きっとあなたも心当たりがあるはず。
【ゲーム速報さんへ】できるだけ投稿者の許可をいただいておきたいと思うので、コンタクトをしようと思いましたが適切な術を見つけられませんでした。もしこの記事を見かけられたら、大変恐縮ですがコメント欄に一言いただけると幸いです。よろしくお願い致します。
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