新型コロナ 人工呼吸器使用での死者1000人の謎

https://crisis.ecmonet.jp/

上記Covid19の死者で人工呼吸器(ECMO 人工心肺含む)使用での死者は1000名程度しかいません。8割は捕捉していると記載があることからほぼ正確であると推測されます。

この図は全国のすべての人工呼吸患者を反映しているものではなく、CRISISに申告されたものだけを示しております。ただしCRISISには600を越える病院が登録され、その総ICUベッド数は6000近いことから日本のICUの80%ほどを反映していると推察しております。

翻って新型コロナウィルスの死者は、5月7日現在10,566人となっています。残り9千人はどのように亡くなったというのでしょうか?

人工呼吸器を使わずに亡くなるとはどういうことか?

1 新型コロナウィルスで病院に行く間もなく亡くなった
→こちらはコロナウィルスの悪化までは数日はあるため考えにくいかと思います。またこのような事例が多くあればマスコミが黙っていないと思います。

2 実は多くの新型コロナの死者は人工呼吸器を経るような亡くなり方をしない(例 肺の疾患ではなく、例えば心疾患や脳溢血でなくなる割合の方が高い)
→しかし下記の例を見るとそもそもCOVID19の重症判断基準がが呼吸困難であるように見受けられます。

画像1

肺の症状がない死者がPCR検査したら陽性だったからとりあえずコロナ死としたという事例が多くあることが示唆されます。

3 人工呼吸器を本人が拒否した
→イタリアでは高齢者が若者に人工呼吸器を回すために自ら拒否したとの話もありますが、医療崩壊していない日本でわざわざ自らの命を人工呼吸器を拒否して終わらせる人がいるとは思えません

4 人工呼吸器を家族が拒否した
→そんなことがあるか?と思われる方がいらっしゃるとは思いますが、これは実は後期高齢者の医療ではきわめて多い事例です。

https://brain-gr.com/tokinaika_clinic/blog/home-medical-care/tracheal-intubation/

後期高齢者、寝たきり・認知症で本人の意思が確認できない場合、家族が人工呼吸器をつけるかを選択することになります。

ただし下記の理由で医師からの勧めもあり人工呼吸器をつけない選択をする場合が非常に多いのです。

気管挿管をした場合、多くのケースでは、呼吸を補助するために人工呼吸器につなぐことになります。肺炎などの基礎疾患が改善すれば、自発呼吸が回復することで呼吸器を外し気管挿管を抜くことができる可能性があります。しかし、高齢者の場合、自発呼吸が戻る可能性が低く、多くは人工呼吸器が外せなくなります。この場合、医師の判断だけで人工呼吸器を外してしまうと、殺人罪に問われる可能性もあります。そのため、一度挿管をして人工呼吸器につなぐと一生外せないと言われているのです。

寝たきりになって専門病棟に行くと、多くの高齢者が肺炎になって亡くなります。これは新型コロナ以前から常識です。

新型コロナウィルスの死者の平均年齢が80歳前後なことを考えると、おおくのコロナ死は実はこういった事例なのでは?とも考えられます。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200802-OYT1T50157/

↓こういった報道も出てきています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/df0043c14246637035cba2368831673fdbe7b275?page=3

クラスター(集団感染)が発生しその後亡くなった患者に限って、その「感染した場所」を調べると、療養型病院47%、一般病院が29%、精神科病院7%、施設17%で、療養型病院が半数を占めていました。さらにクラスター発生病院で感染した死亡者のうち72%は「寝た切り状態」だったことがわかりました。これは期間中の札幌市内の全死亡者(223人)の45%に当たります。

本人が意思を示せない、医師も延命治療を行わない状態の高齢者の死45%と、人工呼吸器をつけるようなすくなくとも呼吸器系の病気でなかった死者(例えば ガン)が単にPCR陽性だった事例残り45%が、新型コロナウィルス死の9割がたの実態だとしたら、、、

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