日本政府の国是は売国。そしてその勢力は天皇陛下にすら挑もうとしている

ずっと何か違和感があった、この「額賀福志郎衆院議長の天皇陛下原稿手渡し」事件↓

議長は緊張したうえでのミスと説明していますが、よくよく検討してみると恐ろしい事実に気が付きました。
これが謀反、そして天皇陛下への挑戦である可能性です。
(妻には考えすぎ!と怒られましたがw一応公開してておきたいと思います)

額賀福志郎氏のあいさつで天皇陛下のお言葉が奇妙な形で引用されている


陛下は度々、公的な場で、「国民生活の安定と向上」を求めると発言されています。

国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、長年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。
ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

第211回国会の開会式 での天皇陛下のお言葉


この度の国会で額賀福志郎衆院議長が読み上げて、天皇陛下に渡すという前代未聞の行動に出た原稿は、この言葉とそっくりなフレーズが使われていま
すが、下記のようになっています。

我々は、我が国の現状を深く認識し、必要な施策を講じて、国民生活の安定向上に万全を期し、世界の平和と繁栄に寄与するため、あらゆる努力を致していかなければなりません。

第202回国会開会式 額賀福志郎衆院議長 あいさつ

※これは言い間違えではありません。原稿が公開されているからです。

額賀議長の原稿は「安定向上」となっており、「と」が抜けています。そもそも安定向上という言葉ありません。

政府が検討に検討を重ねた原稿であることは明白なので「と」を意図的に抜いたのは確実かと思われます。
この為、議長挨拶は下記のように読めてしまう内容になっています。

・国民生活の安定性の向上には万全を期す
・国会がありとあらゆる努力をするのは世界の繁栄への寄与の為である

政府 国民生活の向上 < 世界の繁栄への寄与 が国会の使命
陛下 国民生活の向上 AND 世界の繁栄への寄与 が国会の使命

つまり安定向上を「安定性の向上」と解釈すると、政府が繁栄(つまり生活の向上)について努力するのは、主に海外のついてであるとなってしまい、政府の力点が海外の利益を重視するように読める仕掛けになっているのです。

額賀福志郎衆院議長はわざわざこの原稿を自信たっぷりに陛下に渡した


そしてこの原稿をわざわざ自信をもって陛下に、受け取らないことが許されない形で渡した。という事になります。


一連のこの事件の私の解釈としてはこうなります。

天皇陛下は国民生活の向上と海外の繁栄への貢献を並列で求めている。しかし、90年代に革命がおこり、改革によって、官僚機構や経済構造を破壊し、いやおうなしに日本の国益を国際協調の名の元で海外に差し出す政治・経済構造(内閣府による社会主義的支配制)に変えてしまった。
そしてこの構造の元、30年余りにわたって、国民の利益より海外の利益を優先している。(しかし国民には経済発展の為という嘘の説明をしている)

↓証拠 中曽根が米大統領に約束した、前川レポート 1986

我が国の大幅な経常収支不均衡の継続は、我が国の経済運営においても、また、世界経済の調和ある発展という観点からも、危機的状況であると認識する必要がある。(中略)
経常収支の大幅黒字は、基本的には、我が国経済の輸出指向等経済構造に根ざすものであり、今後、我が国の構造調整という画期的な施策を実施し、国際協調型経済構造への変革を図ることが急務である。(中略)
シェア拡大第一主義に傾きがちな企業行動が摩擦を発生させる可能性が大きいこと等にかんがみ、我が国企業においても国際的責任を自覚した行動が望まれる。

この為、国民生活の向上を担うという宣言を政府が行うことはできない。
しかしこれをはっきりとは記載できないので、「安定向上」という曖昧な言葉を使い、議会が天皇陛下の考えとは違う力学で動くことを、その原稿を陛下に渡して姑息な方法で信任させようとした。(あるいは見せつけた)

※この考察が誤りであるとするならば、なぜ、たった一文字「と」を削り、かつ存在しない熟語を創造してまで、わざわざ政府が安定向上などという奇妙な言葉を使ったのかの納得のいく説明が聞きたいです。

日本政府がやっていることは売国政策ばかりです。政府が無能だからではなく、優秀だからこそ意図的に実行できてきたのではないかとそろそろ疑った方がいいと思います。

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