Taka_Kawakami

アクセンチュア、ドリームインキュベータにて勤務後、2018年、妻の駐在を機に渡米。IS…

Taka_Kawakami

アクセンチュア、ドリームインキュベータにて勤務後、2018年、妻の駐在を機に渡米。ISID(電通国際情報サービス)を経て、現在はアクセンチュアの米国プロジェクトに従事。2020年からNYU Part-Time Program開始。本noteで投稿する記事は全て個人の見解です。

最近の記事

30代文系、米国PhDの計量経済学とプログラミングに挑戦

私は、大学で経済学を勉強し、戦略・業務コンサル中心のキャリアを歩んできました。これまでのキャリアでは、抽象的・大局的な議論をリードすることが多かったため、具体的・実践的なスキルを持つ理系・工学系の人に憧れを持っていました。 そんな私ですが、とあるご縁で米国ニューヨーク大学にて、PhDレベルの計量経済学の授業に出席し、Pythonを用いた統計プログラミングに挑戦することになりました。 計量経済学は文理中間という側面もありますが、基盤となるプログラミング・数学・統計は確かに理系関

    • MBA授業の多様性② - 選択科目:Data Science for Business

      現在、働きながらニューヨーク大学(NYU)パートタイムMBAに通っているものです。今回は、MBAの選択科目のうちの一つ、Data Science for Businessをご紹介したいと思います。 この授業は私が受けた選択科目の中でも特に思い出深く、またとても実学的で学びも充実していたので、少し詳しくご紹介したいと思います。 MBAでデータサイエンス? データサイエンスやAIが昨今のビジネスで重要な位置を占めていることに異論を唱える人はいないでしょう。いっときのブーム(

      • ニューヨーク大学Part-time MBA Program オンライン説明会 - 4/15(金)19時(東海岸時間)

        平素、noteでは海外での学びについて主に発信してきましたが、この度、米国在住・駐在中の日本人の方を対象に、ニューヨーク大学のパートタイムMBAプログラムの説明会を行います。 本プログラムは、 ・現在の仕事を継続しつつキャリアアップ・プロモーションを目指したい方 ・日々の業務に直結する知識(戦略・財務・テクノロジー等)を学びたい方 ・米国のプロフェッショナルとのネットワークを構築・拡大したい方 に最適なプログラムとなっています。 本説明会では、プログラムの概要・受験プロセ

        • MBA授業の多様性① - 選択科目:Emerging Economies

          現在、ニューヨーク在住、ニューヨーク大学のパートタイムMBAに在学中のものです。つい先日、ほぼMBAのコア科目を終え、選択科目の履修を始めました。選択科目を始めて感じたことをつれづれに記載したいと思います。 ニューヨーク大学のパートタイムMBA(フルタイムもほぼ同じ構成です)プログラムは、大きく必修科目(30credits)と選択科目(30credits)に分かれています。必修(コア)科目は、トラディショナルなMBAの科目です。NYUの場合、Leadership in Or

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          米国名門大学のOnline Master(修士号)について調べてみた

          昨今、Online Master(修士)プログラムが注目を集めている。私自身、ニューヨーク大学でオンラインの授業を受けるようになり、これらのプログラムにもより興味を持つようになった。この記事では、実際に、米国の名門大学がどのようなOnlineのMaster(修士)プログラムを提供しているのか、特に仕事に生かしやすい実学的な内容に絞って、調べてみた。 今回の調査対象は以下の通り(詳しい出典や調査方法は記事の末尾参照)。 ・対象大学:Time Higher Education

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          米国のOnline Master(修士)プログラムってよさそう!

          昨今、コロナ禍の影響もあり、Online Masterプログラムが注目を集めている。私自身、予期せずではあるが、ニューヨーク大学のパートタイムMBAの授業のいくつかをオンラインで受講し「意外とイケるじゃないか。。」と思った。便利だし、オンラインならではの取り組み(アンケート)もできる。実は、ビジネスの世界で増えているオンラインでのコミュニケーションを学ぶにもいい。対面式のBusiness Communicationという授業に出たとき、他の生徒からオンラインでの仕事が増えるな

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          妻の海外駐在に夫が同行して思ったこと

          わたしの妻は銀行員です。入社以来、営業、国際事務企画などの仕事をバリバリこなしてきました。妻は所属する銀行のことが好きで誇りを持っていて、自分から手を挙げてニューヨーク駐在を勝ち取りました。 妻の駐在が決まったとき、わたしはドリームインキュベータというコンサルティング会社で働いていました。わたし自身も、会社の人や雰囲気が大好きだったし、仕事にもやりがいを感じていたので、どうしようか悩みました。 でも、いつかは海外で働いたり勉強をしてみたかったので、むしろいい機会と思い、妻

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          ニューヨークのビジネス学校Product School !その3つの特徴とは?

          ニューヨークで就職するまでに時間があったので、ニューヨークのProduct Schoolという学校に通ってみた。Product Schoolは、起業や会社のサービス開発などにおける、Product Managerを育てることを主眼に置いている短期間のコース。 https://www.productschool.com/ Product Managerとはなんぞや、ということになるとまた一つ記事が書けそうなので詳細は割愛するが、要するにサービス・プロダクト開発の責任者たる役職

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          TOEIC900点てまだ4合目だよなー

          わたしは、現在、アメリカニューヨークのアクセンチュアという会社で働いています。また並行して、ニューヨーク大学のパートタイムMBAに通っています。元々、ほぼほぼ純ジャパでしたが、3年前からアメリカに来て、日々、英語を使う機会があって、英語って奥が深いなあ、と感じています。 英語の学習については、いろいろな人が語っていますので、ここでは私が日々感じている、ちょっと厳しい現実を。。 "富士山の頂上をネイティブレベルとすると、TOEIC900点ってまだ4合目" ということ。私自

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