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大陸での過ごし方

まず大陸での過ごし方
まずは肌の色が同じで、髪の毛の色も同じ、そしてすぐお隣の国、その中国というところは我々日本と似ていて近いところ、と思うことはやめた方がいいでしょう。

中国大陸というのは、日本から東の空へと飛び立ち、ハワイ諸島を越え、米国西海岸を越え、首都ワシントンを通り過ぎ、大西洋をひとまたぎ、それからその先の
欧州を越え、中東トルコを過ぎ、数ある東南Asia諸国を越え、やっとたどり着く、東の果ての果てのそのまた果ての大きな国だと思ってください。
それほど我々とは、考え方も習慣も行動も全く違う国なのです。
決して時差1時間のお隣さんとは思わないでください。

遠い国
そんな私はまずは欧州のクラシック音楽を、ピアノ・レッスンとして子供の頃学び、そこから、みんな私よりも年上だった親戚のお兄さんお姉さんの影響で、英国や米国の音楽に触れ、そして運がいいことに、なんかの拍子にその好きな音楽を仕事にすることができ、なんとかこれまでやってきました。

ただただ、それは運が良かったのだと思います。
しかしその後、大好きな米国に幾つもの音楽作りに通えば通うほど、彼ら米国人とは姿も形も、そして考え方も行動も、我々日本人とはやはり違うことを痛感したのでした。やはりどちらかというと、同じ島国の英国の方のほうが近い気がしました。さらに北欧や和蘭陀の方々や、独逸の人たちの方が、実は米国人よりも我々とは気が合うのかな?と思ったのです。

そのYes、Noの国、私が好きな音楽の一つの都、米国よりもさらにもっと考え方も遠いのは実は中国、すぐお隣の国だったのです。

新しい国
ここは近世、国がまとまってからおよそ70年の国です。まずそう思ってください。
あるところ新興国とも言えます。が、なにしろこの大大陸の歴史は広く深く多く底なしなのです。
そのために戦後、我々が育ってきた欧米的な常識やルールは全く通用しません。
まずそこを理解ください。

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