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大陸でだいじなこと その2

その例
そしてさらに家族の良い話があります。
遠い田舎で育った兄弟は、北京や上海や広州など大都会に出て、苦労して成功をつかんだとします。お互いの年はもう60歳を過ぎた兄弟になっていたとしましょう。
彼らのどちらかが仕事の関係で、どちらかの大都会にやって来ると決まれば、例えば弟が来るとなれば、ものすごいお金持ちになっている兄は自分の街で小さな汚い旅館を予約します。2人はそこで、その部屋がたとえベットが2つある部屋でも、2人はひとつのベッドに一緒に寝るのです。小さい頃そうやって育った兄弟は、その頃の話を朝明けるまで話しながら、涙を流しておじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんの話をするのです。

それが彼らにとって最高に幸せなことなのです。こうやって離れていても元気に会えて、同じベッドに寝て昔の話ができることこそが最高の幸福なのです。
これっていいでしょう~!
いつの時代からか、我々日本人が忘れてしまったこれが家族愛なのではないでしょうか?


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