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「趣味:百人一首」をはじめました。

きっかけ

29歳の年末、高校の同級生3人で吞んでいて『2024年は、共通の趣味として、「百人一首」を加えるぞ!』という結論に至りました。

私としては、『旅先の風景を和歌にたとえて表現できると、楽しみの幅がめちゃ広がるのでは?』の観点がけっこうモチベーション。


教材

古典の学び直しといえば、角川ソフィア文庫の「ビギナーズ・クラシックス」というイメージがあります。


歌の背景をイメージでも理解しておきたく、図解が豊富な書籍も購入。


「競技かるた」にまで趣味の範囲を広げてくれるのが「ちはやふる」と思います。私はアニメで観ます。


「競技かるた」を知ると、「決まり字」を覚えたくなります。


名人戦・クイーン戦の様子を解説付きで観ることができます。
合わせて「読み上げ」も聴くことができますね。


YouTubeでなんでも見てみることができるので、興味を持ってから『完全に理解した』までの時間が本当に短くて済みますね。やっぱYouTubeすげぇわ。

印象に残っていた歌 10首

「ビギナーズ・クラシックス」にて100首の和歌を一読した時点で、「あぁ、これあったなぁ」と懐かしく思った歌を残しておきます。(ちょうど10首になりました)

高校の古典の授業で、「国語便覧」に載っている百人一首を毎回5首ずつくらい音読していた記憶があるので、ほぼその時の印象だと思います。(アニメ「ちはやふる」もまだ観ていない状態)

これから勉強を進めることになるので、この「フレッシュな懐かしさ」はおそらく今だけのものと思う。

せっかくなので「なにが印象に残っていたのか」のコメントを添えています。完全に個人の思い出です。


1首目の歌ということで、「あきのたの」を覚えている。

1.秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ

天智天皇

中学の硬筆のお手本の文章になっていて、何度も書いた記憶。

2.春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山

持統天皇

「やまどりのおのしだりおの」のリズム。

3.あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかもねむ

柿本人麻呂

一番覚えている。上の句のリズム、当時から好きだった。

4. 田子の浦にうちいでて見れば白妙の 富士の高嶺に雪はふりつつ

山部赤人

「うじやま」。下の句のインパクト。

8.我が庵は都のたつみしかぞすむ 世を宇治山と人はいふなり

喜撰法師

This is 「おうさかのせき」。

10. これやこの 行くも帰るも 別れては知るも知らぬも 逢坂の関

蝉丸

「紀貫之」だ。

35.人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞむかしの 香ににほひける

紀貫之

「ザ恋歌」と思った記憶。

40.しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで

平兼盛

「たえなばたえね」「ながらえば」の流れ。

89.玉の緒よ 絶なば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする

式子内親王

「こぬひとを」だけ何となく覚えていたら「藤原定家」ご自身の歌だった。

97. 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩の 身もこがれつつ

権中納言定家


次回、ある程度「百人一首」「競技かるた」への理解を深めたうえで、またnoteにまとめようと思います。

以上です!
(1,300文字)




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