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間の悪い男はダメなのかの話

お世話になっております。人生の進捗いかがでしょうか。

さて本日は、

このツイートでも触れられていた「タイミングの良さ」について話していきたいと思います


色恋沙汰はタイミングだとはよく聞きますが、僕も正直そうだと思います。人間大なり小なり気持ちには波があります。人間関係でもそうで、ラブラブ期があれば倦怠期があるように、もっと理不尽なところでは特に何はなくともその気だったりそうじゃなかったり。ホルモンの影響もあるでしょう。

「今日はなんだか飲みにいきたい気分」だったり、「今は寂しいからそこまでではない関係でもいききる気分」だったり、「めちゃくちゃ執着してたのに、最近なんか冷めてるんだよね」だったり。

千載一遇の好機は待ってはくれません。流れに乗るか、乗らないか。気持ちに素直になるか、ならないか。


もちろん全て波に任せて満ちたり引いたりしていると破滅もさもありなんですので、大人として線引きするなり波をコントロールするなりして、大切な人との関係を保守・運営していく必要があります。
ただ特定の相手がいない場合のそれは、流れに身を任せてもよいし、遊んであげればいいやつなんだと思います。


うまくいく相手とは、どうもこの辺のタイミングが「何故か」合うものだと思います。


恋愛がうまくいく予兆ってこういうところにあって、なんとなくきっかけが手に入ったり、なんとなく一緒に出掛けたり、なんとなく長電話をしたり、なんとなく同じ場に居合わせたり、ちょうど暇な時に連絡が来たり。不思議と歩調が合っているというか、タイミングが合っている。そうやってトントン拍子に進んでいくうちに、関係の発展が居心地の良いものになっていく。そういうものだと思います。努力してどうこうじゃねえんだ。やるせないものを感じますね。そういう風にできてるんだよ。そしてうまくいかなくなる時は、その歯車が外れて軋み始める。


この話、「何故か」「たまたま」というのがいいですよね。完全に同じタイミングで、同じテンションで関係が始まるなんてこと、僕はないと思うんです。

どちらかがきっと前を走っていて、遅れてスタートした側を待っているんだと思います。もともとそのつもりだったからそういう機会を仕込んでいて、ただ心を押し殺して機を窺っている。いまか、まだかと。遅れてスタートした側がそれに気付いて、あっと思った時が機で、そこを逃さず積み重ねたからこそ、遅れた側から見れば「なぜかうまくいったんだよね、タイミングがよくて」。つまり片側の影の努力と行動があってこその偶然なのだと、そう思います。気付かれなければなかったことになる、ささやかな企ての試行錯誤なんじゃないかなって。

今まで自分から仕掛けたことがない、仕掛けてうまくいかなかったひとは、僕も含めて、機会の仕込みが下手なんだと思います。反省しろ。うまくいく恋愛は、相手が先を走っているから自分が盛り上がった時にフリーライドでよかった。うまくいかなかった恋愛は、先に自分の気持ちが盛り上がってしまい、それを伏せるのがうまくいかなかったがため、タイミングがあわなかった。とても心に思い当たる節があります。ああ、なるほどね、そういう。あー。そうだなって思います。

転機は結果論、過去を振り返って観測されるものだと言います。色恋でも一緒なんだろうねって。


独身者諸賢の恋愛希望組に至っては、そういった仕込みと種蒔きを欠かさぬように、たださり気なく自然に差し込んで参りましょう。機会を失わないよう、機会のある場所に身を置くことを怠らず。

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