高知でカツオを食べる~2023年旅行記①~

昨年末に会社の異動により、人生で初めての西日本は四国、高松に引っ越してきました。旅行好きの私としては、時間を見つけて行ったことのない場所に行きたい。2023年の旅行記を記録していきたいと思います。

最初の旅行先に選んだのは高知。歴史好きとしてはいつか行ってみたいと思っていた場所。色々調べてみるとJR四国ではお得な切符を色々と出しているらしく、高松ー高知を結ぶ特急も7,000円程度、レンタカーを入れても1万円で往復できるらしい。これを使わない手はない。そんなJR四国のページはこちら。

おトクなきっぷ一覧 |四国旅行 JR四国ツアー(駅コミ) (jr-eki.com)

高松ー高知間は特急列車で2時間。特急の旅情感は異常。

特急しまんと

9時半ごろに高知駅着。幕末に活躍した3人がお出迎え。

左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎

レンタカーを借りて、まずは桂浜へ。

桂浜
少し登ったところ
坂本龍馬像
坂本龍馬記念館

桂浜は海岸線から坂本龍馬記念館、桂浜水族館(行ってないけど)歩いて回れるように整備されており、お土産館にいたっては非常にきれいな建物。観光地というのは整備しすぎると風情が失われ、でも整備しないとお客さんも来ないし、行こうという気も起きない。身勝手なものだけど、そのバランスが難しいもの。桂浜はそのバランスが良いと感じた。

桂浜を散策し、坂本龍馬記念館を見るとちょうどお昼前くらい。お昼ご飯は桂浜に向かっている道すがらに見えた、気になったお店へ。

桂浜近くのドライブインレストラン|ドライブインレストラン かつお船 (tataki.co.jp)

こちらのくじらのいっぷくで食事。

一番高い定食

カツオのたたきだけではなく、土佐丼にするようにたたきもあり、少し残しておいて最後はお茶漬けで締める。めちゃくちゃ美味しかった。

お腹がいっぱいになり、続いては濱口雄幸記念館へ。しかし、残念ながら総理大臣だった人の記念館とは思えなかった… 無人、パンフレットは石が重し代わり、高速道路の下にあるためカーナビではわかりにくい… 昨年行った盛岡にある原敬記念館との格差が非常に大きい。

やはり長宗我部⇒山内⇒坂本龍馬に代表される幕末の志士たちといった教科書にも載るような幕末の歴史には現代史はかなわないのだろうか…

無人の元総理大臣の記念館。すこし悲しい

続いては武市半平太を記念した瑞山記念館へ。こちらも有志の地域住民の方が設立した記念館のようで、非常に簡素な造り。近所の公民館を思い出す。

公民館みたい

そして続いては4月からの朝ドラのモデル、牧野富太郎の名前を冠した牧野植物園へ。こちらは牧野富太郎の人生を追憶する記念館、広大な敷地、温室など非常に見どころ満載。1月には咲いている花がほとんどなくても散歩するだけで楽しかったので、時期に来ればもっと満足できそう。また来たいなと思う場所。

牧野植物園。入口2か所ある。

この日の最後には自由民権記念館へ。「自由は土佐の山間より」という標語は日本史の授業で聞いたことがあったが、明治維新後の憲法制定、国会開設に高知が果たした役割は大きいことがうかがえる。四国は本州と橋でつながっている県、香川は岡山、愛媛は広島、徳島は関西圏とそれぞれ繋がりが強いが、四国山地で隔たっている高知は独自の文化や思想を育んだのだろうかと想像する。

自由民権記念館

この日はこれにて終了。レンタカーを返却し、高知駅近くのホテルへ投宿。一人では滅多には飲まないけど、居酒屋でカツオをあてに少し飲んだ。

翌日、起床。歩いて高知城へ向かう。現存十二天守の一つ。石垣、天守が非常にカッコいい。これは攻めにくそう。

高知城

隣には高知城歴史博物館があり、高知の歴史を知ることができる。さすがにボリューム満点。大政奉還を担った藩の歴史は重たい。

スタイリッシュな高知城歴史博物館

そのあとははりまや橋と高知市立竜馬が生まれたまち記念館などを歩いて回って、帰りはアンパンマン列車で帰宅との途へ着きました。

はりまや橋
アンパンマン列車(特急)
またカツオ。土佐巻も一緒に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?