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プロダクトデザインを意図通りスタイリングするための試行錯誤①

  • Chat-GPTで、プロダクトデザイナーが使いそうなスタイリング用語を50個挙げてみた

  • 6つのセグメントに分類してみた


プロダクトデザイン用語問題

プロダクトデザイナーと話をしていると、謎の専門用語が現れることがよくあります。たとえば、以下のような感じです。

「このProductのデザインには、"ミニマリズム"と"フューチャリスティック"の要素を組み合わせています。シンプルで洗練された外観に、未来的な機能性を融合させたんです。例えば、この部分は完全に"モノクロ"で統一していて、"ハイテク"な素材を使用していますから、耐久性と軽量性を両立させています。また、"エコ"にも配慮しており、環境に優しい材料を選んでいます。"スキャンディナビアン"デザインの影響を受けた、この機能的ながらも暖かみのある外観は、"コージー"な雰囲気を演出しています。さらに、"インタラクティブ"な機能を取り入れることで、ユーザーの操作に対して柔軟に反応するように設計されています。このProductはまさに、"モダニズム"と"エレガント"を兼ね備えた、時代を超越したデザインと言えるでしょう。」

Chat-GPT 4.0

逆に言うと、これらの専門用語を駆使すれば、素人でもデザインにたいしてよりよい関与ができるようにならないでしょうか?
たとえば、これらの専門用語をpromptに使用することによって、思い通りのプロダクトデザインを画像生成AIで吐き出せないか?
たとえば、お気に入りのデザインがあったとして、それを専門用語と適切に紐づけることで、プロのデザイナーとのコミュニケーションが捗らないか?

スタイリング用語を挙げてみた

GPT-4.0先生に、とりあえずそれっぽいスタイリング用語を50個考えてもらいました。聞いたことあるものも、ないものも、混ざってますね。
あと、言葉をきいても、それがどんなデザインになるのか、ちょっと想像がつきません。

GPTで分類を試みる

50個も言葉が並んでると、それだけで目がショボショボしてきます(笑)
こういうとき、word2vecとか使いこなせると、単語間の距離から類似度とか分かって楽しいのかな。とはいえ、まずはchat-GPT先生にお願いして、自然言語で頑張ってもらいました。

結果がこちらです。50の用語を6個のセグメントに分かれて、セグメント間の関係性を示してもらいました。
しかし、こうした図までLLMで出せてしまうのだから、恐ろしいものです。
ノスタルジックは、「伝統の継承」ではなく、「ユニークな融合」になったのか、などなかなか興味深い点もあるけど、わりと腹落ちする結果な気がしました。

やったことは、以下の通り。

①評価軸を設定して、採点

  1. 機能性 vs. 装飾性

  2. 伝統的 vs. 革新的

  3. 自然主義 vs. 人工的(テクノロジー)

  4. 最小主義 vs. 最大主義

②採点結果をもとに、6つにセグメント化

③セグメントの類似性、関係性を書き出し

④PlantUMLで書き出し

次にやること

今回あげた50の用語を使って、Stable Diffusionで画像を生成してみようと思います。


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