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Xデザイン学校 振り返り-第06回

概要

Xデザイン学校2019年ビギナーコース
第6回 11 月15 日(金) 19:00-21:30
会場:マネーフォワード(田町)
内容:ペルソナ/シナリオ法

やったこと

・前回デプスインタビューを行った2名から、上位下位分析をする対象を選択。2名とも選んで融合するのか、1名だけ選ぶのか。
今回は同じチームのMさん1名を選んだ。

・Mさんのインタビュー結果から、上位下位分析を行った。

わかったこと・感じたこと

<自分がいま何をやってるのか?>

前回までは、「どんなビジネスをやるの?」という大枠を考えているフェーズにいるんだと思っていた。なぜなら、これからのサービスは、ビジネス視点とユーザー視点の両方が必要だと習っており、第3回で作成したビジネスモデル案はビジネス視点しか入っていないからだ。

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ところが、どうもそうではないらしい・・・?
新しいビジネスモデル案は、第3回で作成したもので確定で、今はそのグランドメニューのようなものを作成している、とのこと。

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実務でもこの進め方でいいのか、それともセミナーだからこういう流れでやってるのかが、今一つ腹落ちしない。「実務は同時進行」という話も合ったが、どこまでの同時進行をする想定なのだろう。
いちど最後まで受講すると、何かが繋がってくるのだろうか。

<ゲームチェンジするには?>

ゲームチェンジできるビジネス案は、この一連の流れの、どこから生まれてくるんだろう?
馬車の時代に、馬用の干し草屋を営んでいる業者のゲームチェンジを考えようとしたときに、自分だったら自動車のことを予想して何ができただろうか?

<上位下位分析>

・今回は分析の対象者を1人にしたのだけれど。もし複数名を統合した場合、どうなるのだろう?

・下図のようなイメージでいいのだろうか。「上位下位分析を行った結果、キャストの共通の上位ニーズが決まる」のだけど、「上位ニーズの共通項が生じるように、キャストをグループ化する」でもあるということ?

・あと。ユーザーインタビューの際「そんな個人的なコト聞いても仕方ないだろ!」と先生から言われたけれど。それは、上位ニーズが共通しそうもない事だから、ということなのかもしれない。

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・ところで。上位のニーズが何か、正解はあるのだろうか?
実務では想定しないでいい事態なのだろうけど、インタビューイから「いや、自分の上位ニーズは、そんなんじゃないんですよ!」と言われると、困ってしまう。
上位ニーズは、インタビューイも自身が自覚していない可能性がある、という前提でいいのかな。

・「BEニーズ:〇〇になりたい」「DOニーズ:BEを実現するためにDOしたい」「HAVEニーズ:DOを実現するためにHAVEしたい」というのは、単純な目的↔手段の構造になってて、エンジニア的になじみの深い品質機能展開の概念にも似てるなと感じた。

・一方、今回のワークで求められていたのは、それだけではない。たとえば「〇〇になりたい」ではなく、「〇〇を通じて、〇〇になりたい」。
ここが、今回一番興味深く感じた点だ。

・その方が、そのセグメントの人の欲求が端的に示される、というのも勿論あるのだろうけれど。
承認欲求/自己実現/自己超越になってくると、「どのようにそれを実現するか」「その時に自分の周囲がどうなっているか」も含めて目的になる、ということだろうと思った。

<ユーザビリティの定義>

・ユーザビリティのISOでの定義が「特定のユーザによって、特定の利用状況下で~」と書いてあることと、「特定のユーザの利用状況だけに限定してデザインするべきだ」というのは、まったく違う意味だと思う。

・万人受けを狙って、だれも幸せになれていない製品サービスがあるのは、否定しないけど。

次にやること

・すくなくとも、上位下位分析をやり直してみよう。

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