（小ネタ）元祖COOLドライブ？ 『ジャストACE』のライトニング フラッシュ・ショットについて

更新が滞ってしまっており、大変申し訳ございません。
間隔があいてしまったので、申し訳程度に短い更新をさせていただきます。

「月10回以上更新」の回数にカウントしない、無料更新です。
（内容は、「前回の更新で関連ネタとして書こうと一瞬思ったけど、さすがに蛇足かと思ってやめた話」という感じで、恐れ入ります）

前回の更新で、『飛ぶ教室』という漫画の話をしました。

『飛ぶ教室』は1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載して、15週で終了しました。

この最終回が、『週刊少年ジャンプ』の1985年38号。

同じ号には、井上泰樹先生の10週打ち切りテニス漫画『ジャストACE』も掲載されており……。

扉絵がちょうどいい具合のエッチさですね。
そして、この回は、あの魔球が登場した週でした。

この30年後、『週刊少年ジャンプ』2005年12号の『テニスの王子様』で、「COOLドライブ」が登場します。

「ライトニング フラッシュ・ショット」がジャンプに載ったのは、『テニスの王子様』の作者・許斐剛先生が15歳のとき。
なので、「COOLドライブ」が『ジャストACE』の影響を受けている可能性はあると思われます。

ただ、『ジャストACE』はこの3週後に打ち切りになっています。
当時『ジャンプ』を読んでいたとしても、読んでいない・覚えていない可能性も高いです。

※『ジャストACE』は基本的には地味で、同じ井上泰樹先生の6週で終わった漫画『セコンド』よりもマイナーだと思います。
（『セコンド』については、こちらの記事に書きました）

そして、『ジャストACE』の12年前には、『アストロ球団』に「殺人L字投法」が登場しており、知名度はそちらが上です。

整理すると、

1970年：許斐剛先生、誕生
1973年：殺人L字投法（アストロ球団）
1985年：ライトニング フラッシュ・ショット（ジャストACE）
2005年：COOLドライブ（テニスの王子様）

という時系列で、「COOLドライブ」が何かの影響を受けたのか、独自にひらめいたアイデアなのか、詳細は不明です。

と、こういうアイデアは、カブっても不思議はないと思います。
前回の記事でも書きましたけど、ウルフマンが2018年に使った不知火雲竜投げだって、

形としてはつよしスペシャル'86に近いです。

不知火雲竜投げは2018年のSNSでも「カッコいい」と評判でしたし、ようやく時代が「つよしスペシャル'86」に追いついたのかも知れません。

ちなみに、『飛ぶ教室』最終回とライトニング フラッシュ・ショットが載った『週刊少年ジャンプ』1985年38号でも、『キン肉マン』は連載中だったのですが……。

腰痛で休載になった号でした。
（嶋田先生、このときは24歳なのですけど大変そうです…）

と、『飛ぶ教室』の最終回が、ライトニング フラッシュ・ショットと同じ号だったので、ちょっと思い出したというだけの話で恐れ入ります。

15～16日には次の更新をしたかったのですが、もう17日が終わりそうで、本当に申し訳ございません。
（いちおうの原因？ としては、お医者さんに数日で良くなると聞いていたところが10日経っても痛くて、色々と捗っていませんでした）

とりあえず、18～19日には、今月4回目の更新をしたいです。
（この予告が遅れがちでアレなのですけど、いちおう、その都度締切を設定した方が更新ペースは少し良くなる気がするので、少し続けさせてください。ごめんなさい）